使えるツールから探す

はじめに

このページでは,オンラインでの授業・活動を充実させるために活用できるツールについて,活用のコツやポイントをツールごとに紹介します. 「授業で○○というツールを使うが,どのような使い方ができるのか分からない」「○○というツールにどのような機能があるか知りたい」という際にご利用ください.

2020年度のオンライン授業を踏まえ,各種ツールのオンライン授業での活用方法や実践例などの情報を今後充実させていく予定です.このページは随時更新しますので,今後も継続的にご確認ください.

本ポータルサイト (utelecon) では,よりよいオンラインでの授業・活動に役立つ情報をまとめています.「オンラインを活用するために」のページにさまざまな情報をまとめていますので,あわせてご覧ください.

Web会議システム

Zoom

Zoomは,最もポピュラーと思われるWeb会議システムで,東京大学でも多くの授業で使われています.

Webex

Webexは,Cisco社の提供するWeb会議システムです.Slidoとの連携が充実していることが特徴です.また東京大学においては,参加人数の上限がZoomより多い1000人となっているほか,Zoomでは対応していないテレビ会議システム(H.323/SIP端末)からの接続に対応しています.

Google Meet

Google Meetは,GoogleがGoogle Workspaceの一部として提供しているWeb会議システムです.GoogleカレンダーなどGoogleの各種サービスとの連携が充実していることが特徴です.

学習管理システム

「学習管理システム」は,授業における学生と教員の間でのデータや情報のやり取り(資料の配布・課題提出など)を支援するシステムです.

ITC-LMS

ITC-LMSは東京大学の学習管理システムです.授業資料の配布・課題提出・オンライン試験・教員から学生へのお知らせ通知などの機能があります.ITC-LMSを利用する利点として,東京大学のアカウント (UTokyo Account) および履修登録などを行う学務システム (UTAS) と連携しているため 「東京大学の学生だけに」あるいは「その授業の履修者だけに」情報を渡すことが簡単に行えること,また学生への浸透率も高いが挙げられます.授業資料の配布・課題のやり取りなどには,まずITC-LMSのご利用をお考えください.

Google Classroom

Google Classroomは,Google Workspaceの一部として提供されている学習管理ツールで,授業における資料の配布・課題提出などが行えるものです.

クラウドサービス

Google Workspace(ECCSクラウドメール)

Google Workspaceは,GmailやGoogleドライブ・Googleドキュメント・GoogleスプレッドシートなどのGoogleサービスの総称です.東京大学では有料ライセンスを契約しており,「ECCSクラウドメール」の名称で提供しています.

Microsoft 365 (UTokyo Microsoft License)

Microsoft 365は,OneDriveやオンライン版のOfficeなどのMicrosoftサービスの総称です.東京大学では有料ライセンスを契約しており,「UTokyo Microsoft License」の名称で提供しています.

フォーム作成ツール

オンラインのフォームを簡単に作成することができるツールを紹介します.アンケートや投票,小テストなどに利用することができます.

Google フォーム

GoogleフォームはGoogle Workspaceに含まれているフォーム作成サービスです.東大のアカウントを使うと,回答できる人の範囲を東大のアカウントに限定したフォームを作成することもできます.

Microsoft Forms

Microsoft FormsはMicrosoft 365に含まれているフォーム作成サービスです.回答できる人の範囲を個人単位で指定したり,選択肢によって質問が変化する分岐を一つのページの中で作成したりすることができるのが特徴です.

資料作成・共有ツール

オンラインで資料を作成・共有することができるツールです.多くのツールが複数人での同時編集に対応しており,会議やグループワークの際のメモ書きを行うのに非常に適しています.

Google Workspaceに含まれるツール

Googleドキュメント

Google ドキュメントは,Google Workspaceに含まれる文書作成ツールです.クラウド(Googleドライブ)上に文書を保存するため,複数人が同時編集をしたり,URLを使って文書を共有したりすることが簡単にできます.

Google スライド

Google スライドは,Google Workspaceに含まれるプレゼンテーション作成ツールです.クラウド(Googleドライブ)上に文書を保存するため,複数人が同時編集をしたり,URLを使って文書を共有したりすることが簡単にできます.

上記以外の資料作成ツールとして,表計算サービスの「Google スプレッドシート」などがあり,同じように使うことができます.

Google ドライブ

Google ドライブは,Google ドキュメントなどで作成した資料の「置き場」となるオンラインストレージです.

Google グループ

Google グループ(Google Groups)はGoogleの無料サービスの1つで,共通の話題について話し合う場を提供します.メーリングリストを作成してグループのメンバー全員に一斉にメールを送信することができるなど,グループでの活動に便利な機能を有しています.学内のメンバー同士で利用する場合は,東京大学のGoogleアカウント(ECCSクラウドメール)を使うことを推奨します.

Google Apps Script

Google Apps Script(GAS)はGoogleが提供するプラットフォームで,元々Googleのアプリケーションにおいてメニューやボタンを操作して使用できる機能だけではできない高度な操作を,プログラミング技術を使って実現することができます.たとえば各種Googleサービス(Googleドキュメント,Googleスライド,Googleスプレッドシートなど)の機能の拡張,外部の他のサービスとの連携,操作の自動化などができます.

Microsoft 365に含まれるツール

Word Online

Word Onlineは,Microsoft Wordのオンライン版です.Wordファイルをそのままクラウド (OneDrive) 上に保存して,複数人が同時編集をしたり,URLを使って文書を共有したりすることができます.

Word以外にも,ExcelやPowerPointのオンライン版が同様に利用できます.

Scrapbox

Scrapboxは,オンラインで多数のメモ書きやノートを保存して整理するためのツールです.複数人が共同で同時編集をしたり,URLを使って内容を共有したりすることができます.「リンク」や「タグ」などを使って多数のページを簡単に繋げることができるのが特徴で,これを活用して,オンライン授業で資料をまとめたポータルサイトのように使うことができます.

Mathpix

Mathpixは,スクリーン上の数式や手書きした数式を読み取ることができるツールです.

手書きノート・ホワイトボードツール

タブレットやタッチパネル対応のPCを使って,手書きで文字や図をかくためのツールです.オンライン授業で手書きの「板書」をしたいという場合に使えるツールです.また,同時編集の機能が充実しているツールであれば,グループワークなどでも活用することができます.

GoodNotes 5

iPadで使える,最もポピュラーと思われる手書きノートアプリです.有料アプリで,980円(2022年1月現在)で購入できます.

OneNote

OneNoteは,Microsoft 365に含まれる電子ノートツールです.Webブラウザからも(使い勝手は悪いですが)同時編集をすることができます.

Miro

Miro社が提供するオンラインのホワイトボードツールです.

Padlet

Padlet社が提供するオンラインの「デジタルキャンバス」です.

コミュニケーションツール

チャット(テキストメッセージ),音声チャット,ビデオ通話などの様々な方法でやり取りしてコミュニケーションをとることができるツールを紹介します.これらのツールは,授業以外でも,研究室や学科・専攻内,サークルなど,さまざまな場面で活用することができます.

Slack

Slackはグループウェアと呼ばれるアプリの一種で,グループやチームの中でテキストメッセージをやり取りしコミュニケーションを取るためのツールです. テキストメッセージを投稿できる「チャンネル」という場所を複数作って別々のやり取りを同時並行で行えるのが特徴です.研究室や学科・専攻内でのコミュニケーションでは特に有効に活用できる可能性が高いです(もちろん授業で利用することも考えられます).

Discord

Discordは,グループやチーム内でコミュニケーション用ツールです.Slackに似た「チャンネル」でテキストチャットがやり取りできるほか,ボイスチャット(音声による通話)も可能で,グループやチーム内で気軽なWeb会議のように使うこともできます.

LINEオープンチャット

「LINEオープンチャット」は,チャットアプリ「LINE」の機能で,あらかじめLINEの「友だち」として登録していなくても指定の「コード」を共有して参加できるチャットルーム(トークルーム)を作ることができるものです.オープンチャットのトークルームでは,LINE全体のプロフィールとは異なるプロフィールを設定できるため,プライベートなプロフィールを見せないでよく(匿名にすることもできる),学生も参加しやすいのが利点です.

Gather

レトロゲーム風の遊び心のあるUIが特徴の会議ツールです.ZoomやWebexなどのフォーマルな場面で使うWeb会議と少し毛色の違った,交流のためのオンライン通話に使えるツールです.

Remo

画面上にある自分のアイコンを動かすことで擬似的な「テーブル」を移動できることが特徴の会議ツールです.ZoomやWebexなどのフォーマルな場面で使うWeb会議と少し毛色の違った,交流のためのオンライン通話に使えるツールです.

SpatialChat

SpatialChatは,画面上での他の人との「距離」によって音量が変化する会議ツールです.

Web会議での双方向コミュニケーションツール

Web会議ツールと併用することで学生と教員の双方向のコミュニケーションを活性化させることに役立つツールを紹介します.

Slido

Slidoは,Q&Aやライブ投票・アンケートなど,授業や会議・講演会などでの参加者との双方向コミュニケーションに役立つ機能を提供しているWebサービスです.

CommentScreen

CommentScreenは,オンライン授業をしている画面上に,直接学生の質問やコメントを匿名・リアルタイムで表示することができるツールです.

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