卒業・退職や所属変更によるアカウント失効についての注意
目次
卒業・退職等により東京大学から離籍する際には,UTokyo Accountが失効しサインインができなくなります.それに伴い,UTokyo Accountを用いてサインインをしているZoomやMicrosoft 365などの各種情報システムにサインインすることができなくなります.アカウント失効後は各種情報システムに保存されているデータにアクセスすることもできません.加えて,離籍後はECCSクラウドメールのアカウントにもログインできなくなるため,ECCSクラウドメールのアカウントで利用していたGmailやGoogleドライブなどのデータにアクセスすることもできなくなります.
また,東京大学内で所属が変わる際にも,場合によってはUTokyo AccountやECCSクラウドメールのアカウントが失効することがあります.
下の区分のうち自分がどれに当てはまるかを確認し,必要に応じて事前にデータのバックアップを取るようにしてください.
- 東京大学に所属しなくなる場合
- 卒業・退職等により東京大学を離れる場合がこれに該当します.
- 東京大学内で所属の変更がある場合
- 進学選択や大学院への進学,学生から教職員への所属変更等により東京大学内での所属が変わる場合がこれに該当します.
東京大学に所属しなくなる場合
卒業・退職等により東京大学を離れる方は,UTokyo Accountが失効し,各種情報システムを利用できなくなります.「離籍時のデータのバックアップについて」のページの手順に沿って,データのバックアップを取ってください.
また,UTokyo Antivirus Licenseなどの一部の情報システムには,離籍に伴って利用権限がなくなるにもかかわらず,自動的に利用が停止されないものがあります.それぞれの指示にしたがって利用を終了してください.
UTokyo Antivirus Licenseの対応については「UTokyo Antivirus License 2022年度に卒業・離職される方への注意事項」を参照してください.
東京大学内で所属の変更がある場合
東京大学内で所属が変わる際には,UTokyo Accountが失効する場合とそうでない場合があります.
学生から教職員になる方・教職員から学生になる方
UTokyo Accountは学生用と教職員用で別々に管理・付与されるため,学生から教職員になる方,教職員から学生になる方は,それまで利用していたUTokyo Accountが失効し新しいUTokyo Accountが発行されます.この場合,卒業・退職する場合と同様に,各種データのバックアップを取る必要があります.「離籍時のデータのバックアップについて」の手順に沿って,各種データのバックアップを取ってください.
- 所属の変更に伴いそれまで使用していたECCSクラウドメールのアカウントも失効し,新しいアカウントが発行されます.ただし,ECCSクラウドメールについては,手続きを行うことで同じアカウントを引き続き利用することもできるので,希望する場合は,「UTokyo Accountが変更されても以前のECCSクラウドメールアドレス等を使用したい場合の手続きについて」に沿って申請してください.
- UTokyo Accountが変わることに伴って,UTokyo Slackのアカウントも基本的には別のものを利用することになります.ただし,UTokyo Slackについては,手続きを行うことで同じアカウントを引き続き利用することもできるので,希望する場合は,「UTokyo Accountが変わる場合にUTokyo Slackのアカウントを継続利用する手続き」のページを確認して対応してください.
所属する学部・研究科等が変わる学生・教職員
学生のままあるいは教職員のまま所属する学部・研究科等が変わるという場合,UTokyo Accountは失効せず,引き続き各種情報システムを利用することができます.そのため,データのバックアップを取る必要はありません.
- 進学選択や大学院への進学に伴って所属する学部・研究科が変わる学生はこれに該当します.
- ただし,所属変更の際に一度在籍期間が途切れる場合にはUTokyo Accountが失効するので,「離籍時のデータのバックアップについて」の手順に沿って,各種データのバックアップを取ってください.
- 一部のシステムは,雇用形態などによって利用の可否や利用できる機能の範囲が異なります.そのため,所属の変更時にUTokyo Accountが失効しなくても,一部のシステムを利用できなくなる場合がありますので,ご注意ください.
- 例えば,UTokyo Microsoft LicenseでOfficeアプリをインストールして利用することができるのは,学生および東京大学に雇用されている教職員に限られます.所属の変更によってこれに該当しなくなる場合は,利用ができなくなります.
補足
- UTokyo Accountが失効する時期は,東京大学での在籍期間終了日の翌月初めです.在籍期間は,各学部・研究科等の担当(学生は学務・教務担当,教職員は人事担当)が登録している情報に基づきますので,自身のアカウントが失効する時期を確認したい場合は,在籍期間について所属する学部・研究科等の担当に問い合わせてください.
- ただし,UTAS・人事情報MyWebなど一部システムは,UTokyo Accountの失効より早く在籍期間終了と同時に利用できなくなります.
- 所属変更の際,新しい所属先で制度上UTokyo Accountが付与されないことになっている場合や,何らかの原因で新しい所属先でのUTokyo Accountの登録が正常に行われなかった場合に,UTokyo Accountを利用できなくなる場合があります.自身のUTokyo Accountの取り扱いについて確認したい場合は,事前に新しく所属する学部・研究科等の担当に問い合わせてください.
- 名誉教授に関しては,UTokyo Accountの利用対象者となっていますが,退職直後に名誉教授の称号が授与されるわけではないため,在籍情報の登録について別途処理を行う必要があります.詳細は所属部局の人事担当に問い合わせてください.