東京大学でオンライン授業を受けるために(新入生向け)

目次

はじめに

新入学生の皆さん,入学おめでとうございます.

2022年度は十分な感染防止対策を講じた上で,可能な限り対面授業を取り入れた教育を行う方針です.いっぽうで,コロナウイルス感染症対策で実現したオンライン授業等では,従来の対面講義では得られない教育効果も認められました.そこで,東京大学ではオンライン授業等をも積極的に授業方式に取り入れて,新たな教育のシステムを構築し,教育活動の改善を図っていく予定です.

そのため,今年度からはBYOD(Bring Your Own Device,各学生が自分のノートパソコン等を大学に持ち込んで学習すること)を導入します.みなさんには事前に推奨スペックなどをご案内いたしますので,各自ノートパソコン等のデバイスを用意して授業に臨んでいただければと思います.東京大学では,コロナ禍の中,WIFI環境や電源の増設など,キャンパスのICT環境の整備を継続的に進めています.また,ハイブリッド授業やヴァーチャルリアリティ(仮想現実空間)を用いた授業法などの開発も進めています.これらの新しい取り組みを通じて,従来の対面授業の一層の充実を図るほか,デジタル・トランスフォーメーション(DX)を活かした次世代の教育制度を積極的に取り入れていきたいと思います.これらの取り組みは,東京大学にとってもチャレンジであり,教職員だけでなく参加する学生の皆さんにも,新たな時代を切り開いていく気持ちで,是非積極的に参加して頂ければと考えています.

これらの取り組みを俯瞰できるように,東京大学ではuteleconというオンライン授業ポータルサイト(https://utelecon.adm.u-tokyo.ac.jp/)を設置していますので,頻繁に閲覧するようにしてください.このサイトには,チャットでの質問が可能な窓口も用意されているほか,教職員や学生の皆さんからの意見,要望,アイディアの収集を行う機能も設けられています.そして,これまでの授業実施の経験やアイデア,FAQなど,さまざまな情報が多数掲載されています.このページを読み進めて頂ければ,スムーズに大学活動をスタートすることができるでしょう.

本学教職員一同,皆さんの健康を守りつつ,学修機会を確保することを最優先しながら,皆さんが心置きなく対面授業やキャンパスの中での諸活動が行えるよう,希望に応えていきたいと考えています.皆さんが望む学修が効果的に行われ,充実した学生生活をおくれるよう最善を尽くしてまいります.

執行役・副学長 情報システム本部長
太田 邦史

東京大学におけるオンライン授業

オンライン授業にもいろいろな形態がありますが,東京大学で中心となっているのは,「同時双方向型」と呼ばれる形態で,音声や動画のやりとりができるWeb会議システムと呼ばれる種類のアプリを使って,先生と学生がリアルタイムに双方向のやりとりをする形態です.Web会議システムというと仰々しいですが,パソコンやスマホで使うただのアプリで,特別な機器が必要なわけではありません.LINEなどで複数人の友達とつながって通話をすることがあると思いますが,それを大きくしたもので,1クラスの数十人から数百人全員がつながると思ってください.システムを使うために必要な準備などは,このページで説明していきます.

その他の形態としては,授業を録画したビデオなどのコンテンツを視聴して,メールやチャットツールなどで質問や議論を行う「オンデマンド型」と呼ばれる形態や,オンライン授業と教室での対面授業を組み合わせた「ハイブリッド授業」と呼ばれる形態など,さまざまなものがあります.また,東京大学のすべての授業がオンラインとなっているわけではなく,教室での対面授業も実施されています.時間割の関係上,対面授業の前後の時間にオンライン授業をキャンパスの空き教室で受ける,といったこともあります.

それぞれの授業がどの形態で実施されるかは,授業を実施する学部・研究科等や担当の先生から連絡がありますので,そちらを確認してください.

授業に必要なもの

各種情報システムの利用

東大の授業では,さまざまな情報システムを使います.アカウントの設定を行い,授業で使う際の手順を確認・練習しておきましょう.詳細な手順はこの後の項でくわしく説明しますが,ここで一覧を挙げておきます.

インターネット環境やパソコンなどの機器

オンライン授業を受けるためには,インターネット環境やパソコンなどの機器が必要です.どのようなものを用意すればよいか,説明します.

授業が行われている場所の情報

「同時双方向型」のオンライン授業に参加するには,その授業が行われている場所(Web会議のURL)の情報を知る必要があります.上で紹介したITC-LMSというシステムの中に「オンライン授業情報」という欄があり,そこに掲示されるのが原則ですが,授業によっては担当する先生が別の方法で連絡するかもしれません.他の連絡方法については「授業URLの連絡方法」というページで説明しているので,そちらを確認してください.

困ったときは

オンライン授業に関して,トラブルやうまくいかないこと,不安なことがあれば,サポート窓口にご相談ください.チャット・Web会議システムZoom・メールフォームの3つの方法で相談を受け付けており,学生スタッフ「コモンサポーター」と教職員が問題解決のお手伝いをします.

たとえば,以下のような質問・相談を歓迎します.

情報システムを使うために必須の手順

上で紹介した各種情報システムの準備について,まず,アカウントの作成などの,絶対に行っておくベき重要な作業を説明します.授業開始に間に合うよう,余裕を持って作業してください.もし,手順の途中でうまくいかないことがあれば,サポート窓口に相談してください.

東京大学でオンライン授業を受けるために(新入生向け) 手順動画集」のページでは,以下の手順を動画で説明していますので,必要に応じて確認してください.

情報システムに関するその他の準備手順

つづいて,各種情報システムについて,それぞれのシステムへのログインや,東大のアカウント専用のページへのアクセスなどといった,もう少し細かい確認や作業の手順を説明します.万全の状態で授業を受けられるよう,これらの手順も授業開始までにできるだけ行っておくようにしてください.もし,手順の途中でうまくいかないことがあれば,サポート窓口に相談してください.

東京大学でオンライン授業を受けるために(新入生向け) 手順動画集」のページでは,以下の手順の一部を動画で説明していますので,必要に応じて確認してください.

UTokyo Account

東大の情報システムで使う,「共通ID」と呼ばれるアカウントです.各システムは,このアカウントでログインして使うのが基本になります.

UTAS

各授業の概要説明(シラバス)の閲覧,受ける授業の登録手続き,成績の確認などに使うシステム(学務システム)です.

ITC-LMS

授業で使う資料のダウンロードや課題の提出などに使うシステム(学習管理システム)です.

Zoom

「同時双方向型」授業のほとんどで使うWeb会議システムです.

Webex

一部の「同時双方向型」授業で使うWeb会議システムです.使うことは少ないので,必要になってから作業すれば問題ありません.利用方法などの詳細はWebexのページをご覧ください.

ECCSクラウドメール (Google Workspace)

GmailなどのGoogleのシステムを東大のアカウントで利用するものです.東大のメールアドレスも使えます.東大のアカウントでしかアクセスできないページがあるので,既にGoogleのアカウントを持っている人も,東大のアカウントが使えるように作業が必要です.

UTokyo Microsoft License (Microsoft 365)

Word, ExcelなどのMicrosoft Officeが無料でダウンロードできます.また,Microsoftの各種オンラインツールも提供しています.Googleと同じく,東大のアカウントでしかアクセスできないページがあるので,既にMicrosoftのアカウントを持っている人も,東大のアカウントが使えるように作業が必要です.

UTokyo WiFi

キャンパス内で使えるWi-Fiです.キャンパス内でオンライン授業を受ける際に必要になるでしょう.事前にアカウントを作っていないと使えないので注意してください.

ECCS端末

キャンパス内に設置されているパソコンです.一部の対面授業で利用する場合があるほか,キャンパス内でオンライン授業を受ける際にも利用できます.事前に「新規利用者講習」に合格していないと使えないので注意してください.

その他

もっと知りたい

お疲れさまでした.もし,ここまでの手順の中でうまくいかないことがあれば,サポート窓口に相談してください.

以上でオンライン授業を受けるための準備手順は終わりですが,このサイト「オンライン授業・Web会議ポータルサイト@東京大学」,愛称「utelecon」では,このページで挙げた情報システムを使いこなすための情報をたくさん紹介しています.授業で使っていてよくわからなくなったときはもちろん,サークルや勉強会などで,自分たちでWeb会議やその他の情報システムを使う機会もあると思います.そんなときに,ぜひこのサイトを訪れてみてください.