UTokyo Slackとは
東京大学では,幅広い大学活動をカバーするコミュニケーション環境整備の一環として,ビジネスチャットツール「Slack」の導入を進めており,2022年8月より「UTokyo Slack」として試行運用を行っています.
UTokyo Slackは,Slackの「Enterprise Grid」プランを全学で契約し,大学構成員の皆様にお使いいただけるようにしたものです.Slackは無償でも利用できるサービスですが,この契約の下では,過去のメッセージを無制限に参照できるほか,複数人での「ハドルミーティング」や「ユーザーグループ」「ワークフロービルダー」などの追加の機能が利用できるようになっています.
利用対象者
UTokyo Slackの利用対象者は,UTokyo Accountを持っている構成員です.利用にあたっては,情報セキュリティ教育の受講の完了とUTokyo Accountの多要素認証の有効化が必須です.
なお,UTokyo Accountを持っていない方(学外の方)と一緒にSlackを利用したい場合,外部のワークスペースと連携する「コネクト」という機能の利用がひとつの方法かもしれません(ただし,通常のワークスペースと使い勝手が同様ではなく,常におすすめできるわけではありません).詳細は「「コネクト」機能を用いて学外者と一緒にUTokyo Slackを利用する」を参照してください.
ワークスペースへの参加方法
UTokyo Slackでは,東京大学全体の「オーガナイゼーション (OrG)」内に,コミュニケーションの単位として「ワークスペース (WS)」があり,この「ワークスペース」に参加して利用することになります.ワークスペースに参加する方法は,自由に参加できるワークスペースの中から選んで参加する場合と,特定のワークスペースから招待を受けて参加する場合の大きく2つに分けられますので,それぞれの説明を参照してください.
自由に参加できるワークスペースの中から選んで参加する場合の方法
自由に参加できるワークスペースの中から選んで参加する場合の参加方法は,以下のページを参照してください.
UTokyo Slackに自由に参加できるワークスペースの中から選んで参加する特定のワークスペースから招待を受けて参加する場合の方法
特定のワークスペースから招待を受けて参加する場合の参加方法は,以下のページを参照してください.
UTokyo Slackに特定のワークスペースから招待を受けて参加するワークスペースの作成・運用方法
UTokyo Slackにおけるワークスペースの作成は,教職員からの申請により受け付けています.以下のページを参照してください.なお,UTokyo Slackのワークスペースは,東京大学全体の「オーガナイゼーション」内に作成することになるため,通常のSlackのワークスペースと作成手順や使い方が異なりますので,必ず以下のページを参照するようご注意ください.
UTokyo Slackにおけるワークスペースの作成と運用既存ワークスペースの編入(移行)について
※(2023年9月)この編入(移行)手続きは,2023年8月24日正午をもって受付を終了しました.詳細はお知らせページをご覧ください.
その他
注意事項や詳細など
- 利用の際は,「情報システム本部が管理・運用する外部サービスの利用にあたっての注意事項」も参照してください.
- UTokyo Slack(Slackの「Enterprise Grid」プラン)に特有の仕様や,オーガナイゼーション単位の設定により制限している機能などの詳細について,「UTokyo Slackの詳細な仕様や設定について」にて説明していますので,適宜ご参照ください.
- (2024年3月)これまでUTokyo Slackは「試行」としていましたが,この取り扱いは終了し,今後は事情が許す限り継続的な運用を行う方針です.ただし,今後も,Slackのサービス仕様の変更に合わせて個々の設定を修正することや,問題が生じた際に特定の機能を無効化することがあり得ますので,ご了承ください.
活用のヒント
Slackをコミュニケーションの場として活用するにあたって,以下のような情報も参考にしてください.
- 2022年9月のUTokyo Slack説明会 パート3「学内でのこれまでの活用事例」では,Slackでのコミュニケーションをどのように行うのか,実際の事例を取り上げて紹介しました.
- 2023年7月3日・8月2日のUTokyo Slackお役立ち情報共有会「Slackを有効活用しよう!〜明日から使える小ネタをお見せします〜」では,皆様の日々の活動を今より少し効率的にし,快適に遂行するための,痒いところに手が届くような小ネタや,Slackの使い方を複数ご紹介しました.
- Slackの利用に関する情報交換の場として,以下の2つのワークスペースを用意しています.どちらも「UTokyo Slackに自由に参加できるワークスペースの中から選んで参加する」のページの手順で参加できますので,ぜひ参加してみてください.
- 「UTokyo アゴラ」ワークスペース:東京大学の構成員であれば誰でも参加できるお喋りの場で,Slackを初めて使う方のための練習の場所にもなるようにしています.
- 「UTokyo Slack ワークスペース運用情報交換」ワークスペース:UTokyo Slackにおけるワークスペースの管理・運用に関する情報を交換する場です.対象となる参加者としては,ワークスペースの管理・運用を行う方を主に想定していますが,それ以外でもご関心のある方の参加を歓迎します.
- uteleconポータルサイト内では,以下の記事でSlackの利用について取り上げています(UTokyo Slack運用開始前に作成されたもののため,一部にUTokyo Slackと異なる内容が含まれている可能性がありますが,多くの部分は参考になると思われます).
- Slackで学生とコミュニケーションを取る方法:基本的な使い方などを説明しています.
- ゼミ形式の授業でSlackを活用する:特にゼミ形式の授業において,Slackを活用する方法を紹介しています.
- オンライン授業のグッドプラクティス/斎藤宣一先生 計算数理I・計算数理 :オンデマンド形式の授業でSlackを使用されており,Slackで授業内容に関する質問を募っている実践例です.
- オンライン授業のグッドプラクティス/白石忠志先生 法Ⅰ:Slackで質問や相談を受けた授業の実践例です.
- Slackでの授業における質問の受け付け方:実際の授業でのSlack活用例として,質問を受け付ける方法とそのコツを紹介しています.
- 「Slack のはじめ方 — ワークスペース作成者編」などのSlackの公式ヘルプも参照してください.