2つのUTokyo Accountをお持ちの方へ:アカウント一元化の実施に関する希望調査のお願い

UTokyo Accountは,これまで学生用と教職員用で別々のアカウントを発行する仕組みになっていました.これにより学生としても教職員としても在籍している方は2つのUTokyo Accountを持つことになり,次のような不都合の原因となっていました.

  • システムを用いて手続きなどを行う際,立場によって使うべきアカウントが異なりますが,UTokyo Accountでは複数のシステムでサインイン状態を連携するシングルサインオン (SSO) という技術を利用しているため,サインアウトして別のアカウントに切り替えるという操作が難しく,2つのアカウントを正しく使い分けることが困難という問題があります.
  • 情報セキュリティ教育の受講や多要素認証の利用等,システムを安全かつ適切に利用していただくための取り組みについて,アカウントごとに実施状況を管理しているため,それぞれのアカウントで行っていただく必要があり,本来は不要なご負担をおかけしています.

これらの不都合を解消してスムーズに情報システムをご利用いただけるよう,このたび,2つのUTokyo Accountをお持ちの方のうちご希望の方のアカウントを一元化する取り組みを行うこととしました.

UTokyo Account一元化の概要

今回の取り組みでは,現時点で学生としてのUTokyo Accountと教職員としてのUTokyo Accountの2つのアカウントをお持ちの方について,それらのアカウントを一元化して1つのアカウントにすることが可能です.具体的には,教職員としてのUTokyo Accountを廃止し,これまで学生としてお使いだったUTokyo Accountを教職員の立場でもお使いいただくようにします.

  • UTokyo Accountを一元化することにより,アカウントが2つあることによる上記のような問題(使い分けが困難,アカウントごとに情報セキュリティ教育や多要素認証を実施する負担)を解消することができます.
  • 一方,アカウントを一元化する際,教職員としてのUTokyo Accountを廃止(学生としてお使いだったUTokyo Accountに変更)することとなるため,お使いの状況によっては,システムに保存しているデータをそのままでは利用できない,関係者にアカウントの変更について連絡する必要がある,など一定の影響が生じます.生じる影響の具体的な内容は,以下で詳細に説明します.

このようにUTokyo Accountの一元化にはメリットとデメリットがあることから,実際に2つのUTokyo Accountをお持ちの方それぞれからご希望をお伺いし,希望された方に対してのみ一元化を行うこととしました.お手数をおかけいたしますが,以下の説明をご一読いただき,本ページ末尾の回答フォームから希望調査に回答いただくようお願いいたします

一元化の時期等

UTokyo Account一元化を希望された方は,2024年2月26日をもって,これまで教職員としてお使いだったUTokyo Accountを廃止します.同日から,当該のUTokyo Accountは原則として利用できなくなります.翌日の2024年2月27日以降は,これまで学生としてお使いだったUTokyo Accountを教職員の立場でもご利用いただくことになります.

システム間の連携の都合により,一部のシステムは,2024年2月27日以後も,2024年3月13日18時00分頃(※3月4日追記:日程が決まりました)までは,廃止されたUTokyo Accountでサインインして利用することができます.各システムがこれに該当するかどうかの区分は下のシステム別の記載をご覧ください.2024年3月13日18時00分頃をもって,これまで教職員としてお使いだったUTokyo Accountが失効し,すべてのシステムにサインインできなくなります.

なお,2024年2月26日にはシステムごとに作業を行うため,教職員の立場でシステムを利用する際に,一元化前に教職員としてお使いだったほうのアカウントでなければ利用できないシステムと,一元化後のアカウント(学生としてお使いだったほうのアカウント)でなければ利用できないシステムが,時間帯によって混在する見込みです.ご不便をおかけし申し訳ありませんが,ご了承ください.

一元化を希望した場合の詳細な影響内容

UTAS

UTASでは,教職員として利用していたデータがある場合,一元化後のUTokyo Accountへ自動的に移行されるため,影響はありません.学生としても教職員としてもUTASをお使いの方は,一元化実施後(2024年2月27日以降)は,一元化後のUTokyo Account(学生としてお使いだったほうのUTokyo Account)でログインしてください.ログインの際にどちらの立場で利用するか選択できるようになるため,両方の機能を利用できます.

ITC-LMS / UTOL

※現行の学習管理システム「ITC-LMS」は2024年2月23日をもって運用を停止し,2024年2月28日から次期システム「UTOL」の運用が開始されます(詳細は「次期LMS(2024年3月運用開始)について」をご参照ください).

教職員として利用していたデータがある場合,一元化後のUTokyo Accountへ自動的に移行されるため,影響はありません.次期システム「UTOL」の運用開始後は,一元化後のUTokyo Account(学生としてお使いだったほうのUTokyo Account)でログインしてください.

同一のコースに学生としても教職員としても登録していた場合について 同一のコースに学生としてのUTokyo Accountと教職員としてのUTokyo Accountの双方で登録していた場合,次のように対応します.
  • 「担当教員」と「履修者」のように双方で異なる権限で登録していた場合,システムの都合で双方のデータを直接的には引き継げないことがあります.その際は,一元化後のUTokyo Accontには「担当教員」としての権限で登録していたデータのみを引き継ぎます.履修者としての権限で利用していたデータは,担当教員としての権限で参照することができますので,お手数ですがそのようにご利用ください.
  • 双方で「履修者」の権限で登録していた場合で,提出した課題等のデータが一方にしかない場合,データが存在する方の情報を一元化後のUTokyo Accountに引き継ぎます.
  • 双方で「履修者」の権限で登録していた場合で,提出した課題等のデータが双方にある場合は,通常の授業ではなく講習等の特殊なコースでのみ生じていることが判明しています.このため,当該講習等の担当部署と協議の上,学生としてのお使いだったほうのアカウントのデータのみを引き継ぐことにしました.特に支障が生じるものではないと考えていますが,不明な点がある場合はサポート窓口のメールフォームまで問い合わせてください.

UTokyo Wi-Fi

教職員としてのUTokyo Accountで発行していたUTokyo Wi-Fiアカウントは,一元化実施日(2024年2月26日)をもって失効し,利用できなくなります.以降は,一元化後のUTokyo Account(学生としてお使いだったほうのUTokyo Account)で発行したUTokyo Wi-Fiアカウントを利用してください.

失効するUTokyo Wi-Fiアカウントを利用していた端末では,設定のやり直しが必要になります.UTokyo Wi-Fiのページ内にある端末の種類ごとの説明ページにて,既存の設定情報を削除してやり直す方法について説明していますので,ご参照ください.

Zoom

教職員としてのUTokyo AccountでZoomをお使いだった場合,2024年3月13日頃をもって,そのZoomアカウントは利用できなくなります.これにより以下のような影響が生じますので,UTokyo Account一元化を希望する場合は,それぞれの項目の説明に沿って必要な対応を取ってください.

  • 教職員としてのアカウントでホストしていたミーティングは,利用できなくなります.
    • そのミーティングIDを継続して利用することはできませんので,お手数ですが,学生としてお使いだったほうのアカウントで新しいミーティングを作成してご利用ください.
  • 教職員としてのアカウントに保存していたデータ(ホストしていたミーティングのクラウド録画・出席者レポートなど)にアクセスできなくなります.
    • 今後も必要なデータについては,お手数ですが,あらかじめダウンロードしておいてください.
    • クラウド録画については,他の人に共有している場合は,ダウンロードした録画データをGoogleドライブOneDriveなどの他のクラウドストレージにアップロードし,そちらで共有し直してください.
  • 他の方がスケジュールしたミーティングにおいて,自身の教職員としてのアカウントが代替ホストに設定されていた場合,お手数ですが,そのミーティングのホストの方に依頼して,学生としてお使いだったほうのアカウントを代替ホストに設定し直してもらってください.

なお,学生としてのUTokyo Accountで利用していたZoomアカウントについては引き続き変わりなく利用することができます.そのため,教職員としてのUTokyo AccountではZoomをお使いでなかったという場合は,影響を受けることはありません.

ECCSクラウドメール(Google Workspace, @g.ecc.u-tokyo.ac.jp のメールアドレス)

教職員としてのアカウントでECCSクラウドメールをお使いだった場合,2024年3月上旬~中旬頃をもって,原則としてそのECCSクラウドメールのアカウントは失効します.これにより以下のような影響が生じますので,UTokyo Account一元化を希望する場合は,それぞれの項目の説明に沿って必要な対応を取ってください.

  • 教職員としてのECCSクラウドメールのメールアドレスが失効します.
    ※メールの受け取りに限っては,教職員としてお使いだったメールアドレスで継続して行えるようにシステム側で対応できないか検討していますが,技術的に可能かどうかを含め調査中の段階です.
    • 送られてきたメールは,失効前(2024年3月上旬~中旬頃まで)に転送設定をしておけば約180日間は転送先で受け取ることができますが,それ以降は一切受け取ることができなくなります.
    • お手数ですが,個別に相手方に連絡し,学生としてお使いだったほうのメールアドレスに送るよう伝えてください.ECCSクラウドメールのメールアドレスを用いて登録している外部のサービス等についても,あらかじめ登録メールアドレスを変更しておいてください.
  • 教職員としてのECCSクラウドメールのアカウントに保存されていた一切のデータ(例えばメールやGoogleドライブのデータ)にアクセスできなくなります.
    • メールとGoogleドライブのデータについては,他のGoogleアカウントへの「コンテンツの移行」という操作をすることで,一元化後のアカウント(学生としてお使いだったほうのアカウント)へ移すことができます.「ECCSクラウドメール:コンテンツの移行について」の手順を参照して操作してください(ECCSクラウドメール以外のGoogleアカウントへの移行を想定した手順ですが,ECCSクラウドメールのアカウント同士の移行も同様の手順で利用可能です).移行の完了までにはデータの量に応じて一定の時間を要するので,事前に時間の余裕を持って作業を行ってください.
    • メールやGoogleドライブなどいくつかの種類のデータは,ファイルとしてダウンロードすることができます.手順は「コンテンツのバックアップ」のページを参照してください.
  • Googleドライブ等で,教職員としてのECCSクラウドメールを指定して共有してもらっているファイル等がある場合,お手数ですが,そのファイルの共有を設定する権限を持つ方に依頼して,学生としてお使いだったほうのECCSクラウドメールに共有し直してもらってください.教職員としてのECCSクラウドメールでGoogleグループに参加している場合なども同様です.
  • 教職員としてのECCSクラウドメールにおいて,Googleグループで自身が管理者となっているグループ等,Googleのサービスで自身が管理しているリソースがある場合,管理者を変更するなどアカウントが失効しても問題ないように準備しておいてください.
  • 教職員としてのECCSクラウドメールのアカウントを用いて外部のサービス等で「Googleアカウントでサインイン」の連携機能によってサインインしている場合,サインインできなくなります.連携するアカウントの変更やサインイン方法の変更について,外部サービス側のヘルプ等を確認の上,あらかじめ対応しておくようにしてください.

なお,学生としてのアカウントで利用していたECCSクラウドメールについては引き続き変わりなく利用することができます.そのため,教職員としてのアカウントではECCSクラウドメールをお使いでなかったという場合は,影響を受けることはありません.

アカウントの「繋ぎ替え」手続きを行うことで,失効するECCSクラウドメールアカウントを入れ替えることができます ECCSクラウドメールについては,アカウントの「繋ぎ替え」という手続きがあり,UTokyo AccountとECCSクラウドメールアカウントとの対応付けを変更することが可能です.一元化の対象者の方にこの手続きを行っていただくと,学生としてお使いだったほうのECCSクラウドメールアカウントが失効することになりますが,教職員としてお使いだったほうのECCSクラウドメールアカウントを学生としてお使いだったほうのUTokyo Accountと対応付け,一元化後も引き続き利用できるようにすることができます.

希望する場合は,「UTokyo Accountが変更されても以前のECCSクラウドメールアドレス等を使用したい場合の手続きについて」のページから手続きしてください.加えて,用語の読み替えなどについて以下もご参照ください.

  • 「引継ぎ希望のECCSクラウドメール」は「教職員としてお使いだったほうのECCSクラウドメール」と読み替えてください.
  • 「旧UTokyo Account」等は「教職員としてお使いだったほうのUTokyo Account」と読み替えてください.
  • 「新UTokyo Account」等は「学生としてお使いだったほうのUTokyo Account」と読み替えてください.
  • 「フォーム1」内の「新しいUTokyo Accountが有効になる予定日」の欄は,便宜的にフォームを入力した日を入力してください.
  • 備考欄に自身がUTokyo Account一元化の対象者である旨を記載してください.

なお,この手続きでは,「繋ぎ替え」作業の際に学生としてお使いだったほうのECCSクラウドメールアカウントは失効することになります.2つのアカウントを統合する手続きではありませんのでご注意ください.

「ECCSストレージ管理システム」関係(Googleドライブのストレージ制限値等)の取り扱い

教職員としてのECCSクラウドメールのアカウントにおいて,「ECCSストレージ管理システム」を用いて,Googleドライブのストレージ制限値の追加や,Googleドライブの「共有ドライブ」の代表権取得を行っていた場合の対応について説明します.

なお,「ECCSストレージ管理システム」でGoogleドライブのストレージ制限値を追加した際には利用負担金が発生しますが,2023年度においては,2023年12月頃までの情報で請求を行う予定です.よって,UTokyo Account一元化への対応のために(以下で説明するような形で)2024年2月以降に行ったストレージ制限値の追加については,それに対応する利用負担金が発生するのは2024年度分からとなり,2023年度分の利用負担金が二重に発生することはありません.

  • 教職員としてのECCSクラウドメールのアカウントが「利用負担金責任者」となり,他の人のアカウントのストレージ制限値を追加していた場合:以下の手順で,一元化後のアカウント(学生としてお使いだったほうのアカウント)で「利用負担金責任者」となる作業を行うことになります.お手数ですが,必要に応じてストレージ制限値を追加している相手に事情を説明の上,ご対応ください.
    ※一元化されたアカウント(学生としてお使いだったほうのアカウント)では,一元化実施後(2024年2月27日以降)において,ECCSストレージ管理システムでの「利用負担金支払い情報登録」が可能になります.作業は,それ以降,教職員としてお使いだったほうのアカウントが失効する2024年3月上旬~中旬頃までの期間内に行ってください.
    1. 教職員としてお使いだったほうのアカウントでECCSストレージ管理システムにアクセスし,表示されている利用者の一覧から,対象のアカウントを「削除」してください.なお,これにより,対象のアカウントのストレージ制限値が一時的にデフォルト値 (125GB) に戻り,データの使用量が容量を超えている場合は新たな書き込みができなくなりますが,データが削除されてしまうことやメールの送受信ができなくなることはありません.
    2. 一元化後のアカウント(学生としてお使いだったほうのアカウント)でECCSストレージ管理システムにアクセスし,「利用負担金支払い情報登録」「付加するユーザー追加」および対象のアカウントのストレージ制限値追加の操作を順に行ってください.
  • 教職員としてのECCSクラウドメールのアカウントが,Googleドライブの「共有ドライブ」の「代表者」となっていた場合:「代表者」を学生としてお使いだったほうのアカウントに変更してください.

メールホスティングサービス

情報基盤センターが提供する「メールホスティングサービス」は,ECCSクラウドメールのアカウントに部局等のドメインのメールアドレスを付与する形のサービスであるため,教職員としてのECCSクラウドメールのアカウントでこのサービスをお使いの場合にも影響が生じます.具体的な対応は以下の通りです.

  • メールホスティングサービスで利用している部局等のドメインのメールアドレスが,教職員としてお使いだったほうのECCSクラウドメールのアカウントに対して付与されている場合,ドメイン管理者の方による設定の修正が必要となりますので,依頼してください.
    • ドメイン管理者の方は,「ECCSクラウドメール連携システム」の「エイリアス管理」にて,対象の方の教職員としてお使いだったほうの共通IDに設定されているデータを一度削除し,次いで,一元化後の共通ID(学生としてお使いだったほうの共通ID)に対して削除前と同じ「ドメインメールアドレス」を付与する設定を追加してください.具体的な操作は,必要に応じてメールホスティングサービスのマニュアルも参考にしてください.
    • 設定を削除してから追加し直すまでの間,一時的にそのメールアドレスでの受信ができなくなりますので,ご注意ください.

UTokyo Slack

教職員としてのUTokyo AccountでUTokyo Slackをお使いだった場合,2024年3月13日18時00分頃をもって,そのUTokyo Slackのアカウントは利用できなくなります.これにより以下のような影響が生じますので,UTokyo Account一元化を希望する場合は,それぞれの項目の説明に沿って必要な対応を取ってください.

  • 教職員としてのアカウントで参加していたワークスペース・チャンネルには,学生としてお使いだったほうのアカウントで参加し直す必要があります.
    • ワークスペースについては,公開範囲が「公開」以外(リクエスト制・招待制・非公開)の場合,ワークスペースのオーナー・管理者に依頼してください.
    • チャンネルのうちプライベートチャンネルについては,そのチャンネルに参加しているメンバーに依頼してください.あるいは,教職員としてのアカウントが失効する前に,学生としてお使いだったほうのアカウントを追加する操作を自身で行うこともできます.
    • 異なるアカウントで参加することになるので,過去のメッセージの編集・削除などはできなくなります.
  • 教職員としてのアカウントでやり取りしていたダイレクトメッセージには,アクセスできなくなります.
    • ダイレクトメッセージにはメンバーを追加することができます.そこで,あらかじめ学生としてお使いだったほうのアカウントを追加しておくことで,一元化後もそのアカウントからダイレクトメッセージの参照・やり取りが可能となります(ただし,異なるアカウントで参加することになるので,過去のメッセージの編集・削除などはできなくなります).手順はSlackヘルプセンター「ダイレクトメッセージへのメンバー追加」を参照してください.
    • お手数ですが,必要に応じてダイレクトメッセージの相手方に事情を説明の上,ご対応ください.
  • 教職員としてのアカウントで「代表責任者」となっているワークスペースがある場合,お手数ですが,学生としてお使いだったほうのアカウントへの引き継ぎ手続きを行ってください.なお,代表責任者は教職員である必要がありますが,今回のUTokyo Account一元化に伴う代表責任者の引き継ぎについては,一元化の実施より前,すなわち教職員としての立場では従前の教職員としてのUTokyo Accountをお使いのタイミングであっても,一元化後にお使いいただくことになるUTokyo Account(学生としてお使いだったほうのUTokyo Account)への引き継ぎ申請を受け付けます.
  • 教職員としてのアカウントで,ワークスペースの「オーナー」権限や「管理者」権限などSlackのシステム上での何らかの権限を持っていた場合,お手数ですが,学生としてお使いだったほうのアカウントに権限を付与し直す必要があります.
    • もしも可能であれば,教職員としてのアカウントが失効する前に,そのアカウントを用いて,学生としてお使いだったほうのアカウントに権限を付与しておいてください.
    • そうでない場合は,その権限を付与することのできる上位の権限をお持ちの方に依頼してください.
  • Slackの連携アプリ等を利用している場合,継続して利用することは難しいことが多いと考えられます.
    • 連携アプリの機能等によって取りうる対応が異なりますので,お手数ですが自身で連携アプリのヘルプ等を確認してください.

なお,学生としてのUTokyo Accountで利用していたものは引き続き変わりなく利用できます.そのため,教職員としてのUTokyo AccountではUTokyo Slackをお使いでなかったという場合は,影響を受けることはありません.

アカウントの「繋ぎ替え」手続きを行うことで,失効するUTokyo Slackアカウントを入れ替えることができます UTokyo Slackについては,アカウントの「繋ぎ替え」という手続きがあり,UTokyo AccountとUTokyo Slackのアカウントとの対応付けを変更することが可能です.一元化の対象者の方にこの手続きを行っていただくと,学生としてお使いだったほうのUTokyo Slackのアカウントが利用できなくなりますが,教職員としてお使いだったほうのUTokyo Slackのアカウントを学生としてお使いだったほうのUTokyo Accountと対応付け,一元化後も引き続き利用できるようにすることができます.

希望する場合は,「UTokyo Accountが変わる場合にUTokyo Slackのアカウントを継続利用する手続き」のページから手続きしてください.加えて,用語の読み替えなどについて以下もご参照ください.

  • 「もともと利用していたUTokyo Account」は「教職員としてお使いだったほうのUTokyo Account」と読み替えてください.
  • 「新しいUTokyo Account」は「学生としてお使いだったほうのUTokyo Account」と読み替えてください.

なお,この手続きでは,「繋ぎ替え」作業の際に学生としてお使いだったほうのUTokyo Slackのアカウントは失効することになります.2つのアカウントを統合する手続きではありませんのでご注意ください.

UTokyo Microsoft License

教職員としてのUTokyo AccountでOneDrive等のMicrosoftのシステム(UTokyo Microsoft Licenseで提供されているシステム)をお使いだった場合,2024年3月13日18時00分頃をもって,そのアカウントで保存していたデータなどは利用できなくなります.これにより以下のような影響が生じますので,UTokyo Account一元化を希望する場合は,それぞれの項目の説明に沿って必要な対応を取ってください.

  • 教職員としてのUTokyo Accountで利用していたMicrosoftのシステムに保存されていた一切のデータ(例えばOneDriveやMicrosoft Formsのデータ)にアクセスできなくなります.OneDriveのファイル・フォルダについては,以下の手順で学生としてお使いだったほうのアカウントにデータを移動することができます.
    1. 学生としてお使いだったほうのUTokyo AccountにサインインしてOneDriveにアクセスし,移動したいデータを保存するためのフォルダを作成してください.
    2. そのフォルダについて,教職員としてのUTokyo Accoountに対して「選択したユーザー」が「編集可能」な設定で共有の操作を行い,共有リンクをコピーしてください.
    3. (一度サインアウトした上で)教職員としてのUTokyo Accountにサインインし,コピーした共有リンクを開いてください.
    4. 共有フォルダが開くので,画面上部にある「[自分のファイル] へのショートカットの追加」というボタンを押してください(該当するボタンが見当たらない場合は,「…」のメニューの中に表示されている可能性があるので,探してみてください).この操作を行うことで,学生としてお使いだったUTokyo Accountで作成した共有フォルダが教職員としてのUTokyo AccountのOneDriveに追加されます.
    5. 移動させたいファイル・フォルダについて,移動の操作を行ってください.その際の移動先は,上の手順で追加した共有フォルダを選んでください.
  • OneDrive等で,教職員としてのUTokyo Accountを指定して共有してもらっているファイル等がある場合,お手数ですが,そのファイルの共有を設定する権限を持つ方に依頼して,学生としてお使いだったほうのUTokyo Accountに共有し直してもらってください.
  • 教職員としてのUTokyo Accountを用いて外部のサービス等で「Microsoftアカウントでサインイン」の連携機能によってサインインしている場合,サインインできなくなります.連携するアカウントの変更やサインイン方法の変更について,外部サービス側のヘルプ等を確認の上,あらかじめ対応しておくようにしてください.
    • 「Microsoftアカウントでサインイン」の連携機能の利用は,UTokyo Microsoft Licenseで正式にサポートしている範囲には含まれていません.お問い合わせいただいてもご案内できる内容は限定的なものとなりますので,ご了承ください.

なお,学生としてのUTokyo Accountで利用していたものは引き続き変わりなく利用できます.そのため,教職員としてのUTokyo AccountではMicrosoftのシステムをお使いでなかったという場合は,影響を受けることはありません.

Teams

教職員向けに提供しているTeamsをお使いの場合,教職員としてのUTokyo Accountでご利用いただいているため,これまでお使いだった情報にはアクセスできなくなります.一元化後において,一元化されたUTokyo Account(学生としてお使いだったUTokyo Account)でTeamsを利用することは可能ですが,そのままでは一元化前のデータは引き継がれません.UTokyo Account一元化を希望する場合は,それぞれの項目の説明に沿って必要な対応を取ってください.

  • 参加していたチーム・プライベートチャネルについては,一元化後に,これまで学生としてお使いだったほうのアカウントで参加し直す必要があります.
    • チームについては,チームの「所有者」の方に依頼してください.
    • プライベートチャネルについては,そのプライベートチャネルの「所有者」の権限を持っている方に依頼してください.
    • 異なるアカウントで参加することになるので,過去のメッセージの編集・削除などはできなくなります.
  • チャット(個人チャット・グループチャット)にはアクセスできなくなります.チャットにはメンバーを追加することができますので,教職員としてお使いだったほうのアカウントを用いて一元化後のアカウント(学生としてお使いだったほうのアカウント)を追加する操作を行ってください.これにより,一元化後のアカウントからチャット上のメッセージの参照・やり取りが可能となります(ただし,異なるアカウントで参加することになるので,過去のメッセージの編集・削除などはできなくなります).
    • この操作は,一元化実施後(2024年2月27日以降),教職員としてお使いだったほうのアカウントが失効する2024年3月13日18時00分頃までの期間内に行ってください.なお,一元化実施前は,学生としてお使いのアカウントがまだ教職員の立場で利用するアカウントになっておらず,Teamsを利用することができないため,一元化実施後に操作を行う必要があります.
    • お手数ですが,必要に応じてチャットの相手方に事情を説明の上,ご対応ください.
    • チャット上で投稿したファイルはOneDrive上に保存されているため,これとは別に,上で説明しているOneDriveに対する対応を取ってください.
  • 自分が「所有者」権限を持っているチーム・プライベートチャネルがある場合,教職員としてお使いだったほうのアカウントを用いて,一元化後のアカウント(学生としてお使いだったほうのアカウント)を所有者に追加する操作を行ってください.
    • この操作は,上記のチャットの場合と同様,一元化実施後(2024年2月27日以降),教職員としてお使いだったほうのアカウントが失効する2024年3月13日18時00分頃までの期間内に行ってください.
    • このほか,一元化後のアカウント(学生としてお使いだったほうのアカウント)を所有者として追加する操作を,他の所有者の方に依頼する,ということも考えられます.
    • チームの所有者を追加する手順は,UTokyo Portal内「Teamsチームリファレンス」の「2. 所有者設定とメンバーの追加・削除」を参照してください.
  • その他,個人別の設定等を変更していた場合,一元化後にご利用いただく学生としてお使いだったほうのアカウントでは初期状態となっていますので,お手数ですがあらためて設定していただくようお願いします.

UTokyo Portal

教職員向けのUTokyo Portalは,これまで教職員としてのUTokyo Accountでご利用いただいていました.一元化実施後(2024年2月27日以降)は,一元化されたUTokyo Account(学生としてお使いだったほうのUTokyo Account)でUTokyo Portalにアクセスできるようになります.

様式ファイル等の編集を防ぐために「チェックアウト」していた場合

UTokyo Portal便利帳の編集を担当されている方で,「UTokyo Portal上のWordやExcel様式の直接編集を防ぐには」の案内に従って「チェックアウト」しているファイルがある場合,教職員としてお使いだったほうのアカウントが失効することに伴って,そのファイルの編集・削除ができなくなってしまいます.一元化実施後(2024年2月27日),教職員としてお使いだったほうのアカウントが失効する2024年3月13日18時00分頃までの期間内に,教職員としてお使いだったほうのアカウントでのチェックアウトを解除し,一元化されたアカウント(学生としてお使いだったほうのアカウント)でチェックアウトし直してください.

職員メールシステム(@mail.u-tokyo.ac.jp のメールアドレス)

教職員向けの職員メールシステムはUTokyo Accountを用いてお使いいただく仕組みのため,一元化による影響が生じます.お使いの方への具体的な影響の内容・必要な対応は以下の通りです.

  • お使いいただいていた @mail.u-tokyo.ac.jp のメールアドレスについては,一元化後は,一元化されたUTokyo Account(学生としてお使いだったほうのUTokyo Account)で送受信が行えるよう,システム側での作業を行います.
    • 作業の際,一時的に(2時間程度の間)メールの受信ができなくなる時間帯が生じます.2月28日(水)20:00~24:00のどこかになる予定です.
  • グループアドレス( @gs.mail.u-tokyo.ac.jp のメールアドレス)については,メンバーとして追加し直す必要がありますので,お手数ですが,そのグループアドレスの「所有者」権限をお持ちの方に依頼してください.
    • グループアドレスの「所有者」権限をお持ちの方は,グループアドレス所有者アプリを用いて,対象者の方の一元化後のアカウント(学生としてお使いだったほうのアカウント)をメンバーとして追加し直してください.
  • これまで送受信したメールのデータについては,お手数ですが,一元化後のUTokyo Account(学生としてお使いだったほうのUTokyo Account)に移動させる作業を利用者の方ご自身で行っていただく必要があります.具体的な手順は以下の通りです.
    ※この操作は,2月29日(木)0:00以降,教職員としてお使いだったほうのアカウントが失効する2024年3月13日18時00分頃までの期間内に行ってください.システム作業の都合上,2月29日(木)0:00より前には行えません.
    1. 一元化前に教職員としてお使いだったほうのUTokyo AccountでメールソフトOutlookを起動し,「一元化後のUTokyo Account(学生としてお使いだったほうのUTokyo Account) + @utac.u-tokyo.ac.jp 」にメールを送信してください.メール件名と本文は空で結構です.
    2. 例として,受信トレイ内のメールを移行する準備手順を説明します.移行したいメールフォルダーそれぞれについて,同様の操作を行ってください.
      1. Outlookの受信トレイにマウスオーバーし,右クリックして表示されるメニューの「共有とアクセス許可」をクリックしてください.
      2. 「受信トレイ フォルダーのアクセス許可」というウィンドウが出るので,プラス(+)マークをクリックしてください.
      3. 「一元化後のUTokyo Account(学生としてお使いだったほうのUTokyo Account) + @utac.u-tokyo.ac.jp 」と入力すると自分がリストアップされるので,選択して「追加」をクリックしてください.
      4. アクセス許可レベルを「所有者」と設定し,OKをクリックしてください.
    3. Outlookからサインアウトし,一元化後のUTokyo Account(学生としてお使いだったほうのUTokyo Account)でメールソフトOutlookを起動してください.
    4. 「フォルダー」と表示されている付近で右クリックして表示されるメニューの「共有フォルダーまたはメールボックスの追加」をクリックしてください.
    5. 「共有フォルダーまたはメールボックスの追加」というウィンドウが出ます.「一元化前に教職員としてお使いだったほうのUTokyo Account + @utac.u-tokyo.ac.jp 」と入力すると自分がリストアップされるので,選択してください.
    6. 「追加」をクリックしてください.
    7. 一元化前に教職員としてお使いだったほうのUTokyo Accountで移行準備操作を行ったメールフォルダーが共有されるので,必要なメールについて,右クリックして表示されるメニューから「移動」または「コピー」をクリックし,移行先のフォルダを指定して移動あるいはコピーしてください.

ファイル転送サービス

教職員向け「ファイル転送サービス」をお使いの場合,利用していたデータ等はアクセスできなくなります.一元化後において,一元化されたUTokyo Account(学生としてお使いだったUTokyo Account)でファイル転送サービスを利用することは可能ですが,一元化前のデータは引き継がれません.

  • 保存していたファイルは,あらかじめダウンロードしておいてください.
  • Web公開のURL・受取フォルダのURLは,お手数ですが,一元化後に新しく作成し直した上で,相手方に連絡し直してください.

なお,ファイル転送サービスは2024年5月31日にサービスを終了する予定です.この機会にOneDriveのファイル共有機能の利用をご検討ください.

事務業務端末

事務職員向けの「事務業務端末」はサインインにUTokyo Accountを用いる仕組みのため,一元化による影響が生じます.お使いの方への具体的な影響の内容・必要な対応は以下の通りです.

  • 一元化後は,一元化されたUTokyo Account(学生としてお使いだったほうのUTokyo Account)で事務業務端末へのサインインが可能になります.
    • システム側で作業を行いますので,新規アカウントとして利用申請をする必要はありません.
  • 一元化前に利用していた個人フォルダ(Zドライブ)のデータは,お手数ですが,一元化後のUTokyo Account(学生としてお使いだったほうのUTokyo Account)に移動させる作業を利用者の方ご自身で行っていただく必要があります.具体的な手順の一例として,事務業務端末でOneDriveを介した移行手順を示します.他の手順で行っても構いません.
    1. 一元化前に教職員としてお使いだったほうのUTokyo Accountで事務業務端末にサインインしてください.
    2. エクスプローラーを起動し,左のリストの「OneDrive」をクリックしてください.認証を求められたときは一元化前に教職員としてお使いだったほうのUTokyo Accountで認証を行ってください.
    3. OneDriveにサインインできたら移行用フォルダ(フォルダ名は任意)を作成してください.
    4. 作成したフォルダ上で右クリックし,表示されるメニューの「共有」を選択してください.
    5. 「名前、グループ、またはメールを追加する」と書かれている欄に一元化後のUTokyo Account(学生としてお使いだったほうのUTokyo Account)を入力してください.自分がリストアップされるので,選択してください.
    6. 「招待する」をクリックしてください.
    7. 移行用フォルダ内に移行したいデータをコピーしてください.
    8. 事務業務端末からサインアウトしてください.
    9. 一元化後のUTokyo Account(学生としてお使いだったほうのUTokyo Account)で事務業務端末にサインインしてください.
    10. エクスプローラーを起動し,左のリストの「OneDrive」の上で右クリックし,表示されるメニューの「オンラインで表示」をクリックしてください.
    11. Webブラウザが起動してOneDriveにサインインします.認証を求められたときは一元化後のUTokyo Account(学生としてお使いだったほうのUTokyo Account)で認証を行ってください.
    12. 「共有」をクリックすると移行用フォルダが参照できるので,移行するデータをダウンロードしてください.
  • 共有フォルダ(V~Yドライブ)については,アクセス権を付与し直す必要がありますので,お手数ですが,ご所属の部署のパソコン管理者に依頼してください.
  • 一元化前に利用していた個人別の設定等(ユーザープロファイル)のデータは,引き継ぐことができません.お手数ですが,設定等をやり直していただくようお願いします.

ECCS端末

教職員としてのアカウントでECCS端末をお使いだった場合,2024年3月上旬~中旬頃をもって,そのアカウントで保存していたデータなどは利用できなくなります.これにより以下のような影響が生じますので,UTokyo Account一元化を希望する場合は,それぞれの項目の説明に沿って必要な対応を取ってください.

  • 教職員としてのアカウントでECCS端末に保存していたデータにアクセスできなくなります.
    • 必要なデータがある場合,あらかじめ別の場所に保存しておいてください.
    • データを移動するには,USBメモリ等を経由する方法のほか,WebDAV環境を利用する方法もあります.
  • 教職員としてのアカウントでWebDAV環境の「Web公開」機能あるいは「受取フォルダ」機能を利用していた場合,これらの機能のURLも無効になるため,お手数ですが,学生としてお使いだったほうのアカウントで設定し直した上で,相手方に連絡し直してください.
    • なお,システム内部の都合により,一元化が実施されてからURLが無効になるまでは一定の期間がかかります.その間,設定済みのWeb公開を解除すること等はできませんので,その点もご注意ください.

なお,学生としてのアカウントで利用していたものは引き続き変わりなく利用できます.そのため,教職員としてのアカウントではECCS端末をお使いでなかったという場合は,影響を受けることはありません.

また,ECCS端末のホームディレクトリの保存容量は,学生は8GBまで,教職員は18GBまでと異なる値になっていましたが,学生・教職員ともに18GBまでとする方向で調整しています.具体的な日程やそれに伴う対応などについてはあらためてお知らせします.

UTokyo VPN

影響はありません.UTokyo VPNはどのUTokyo Accountで利用しても差異がありませんので,一元化実施後は,単に一元化されたUTokyo Account(学生としてお使いだったほうのUTokyo Account)でサインインしていただければ問題ありません.

EZproxy

影響はありません.EZproxyでは,サインインしたUTokyo Accountの情報に基づいて各電子リソース(データベース・電子ジャーナル・電子ブック等)の利用可否を判定しています.一元化実施後は,学生としても教職員としても在籍している方に対しては双方の在籍情報を反映した判定を行いますので,一元化されたUTokyo Account(学生としてお使いだったほうのUTokyo Account)でサインインすれば問題なく利用できます.

MyOPACおよび附属図書館の利用

学生としてのUTokyo Accountおよび学生証で図書館を利用していた場合,引き続き変わりなく利用することができ,影響を受けることはありません.

教職員としてのUTokyo Accountおよび職員証で図書館を利用していた場合,いくつかご注意・ご了解いただくことがあります.

  • 一元化実施後(2024年2月27日以降)は,図書館サービスは一元化されたUTokyo Account(学生としてお使いだったほうのUTokyo Account)でご利用いただくことになります.
    • その際,図書館の利用者区分と所属情報は学生としてのものになります.ただし,利用者区分と所属情報を教職員としてのものに変更することも可能ですので,希望する場合は,教職員としての在籍を証明できる物を持参してホームライブラリで申請してください.
    • ICカードは学生証をお使いいただくことになります.
  • 教職員としてのUTokyo Accountおよび職員証で貸出を受けていた資料は返却期限日までご利用いただけます.ただし,延長手続きはできません.
  • 一元化実施後において,一元化前に教職員としてのUTokyo Accountで予約/取寄を行っていた資料の貸出を受けることは,できません.一元化後のUTokyo Account(学生としてお使いだったほうのUTokyo Account)で再度,予約/取寄をしてください.
  • 一元化実施後は,教職員としてお使いだったUTokyo AccountでMyOPACの利用ができなくなります.過去の貸出履歴や文献複写・現物貸借申込履歴,図書購入申込履歴,ブックマークなどは引き継ぐことができません.必要に応じ,記録をとっておくようにお願いします.
    • 教職員としてのUTokyo AccountでMyOPAC文献取寄サービスを利用していた場合は,お手数ですが,ホームライブラリにて,一元化後のUTokyo Account(学生としてお使いだったほうのUTokyo Account)での利用を申請し直してください.

ICカード学生証およびICカード職員証

ICカード学生証とICカード職員証の2枚のICカードをお持ちの方は,UTokyo Account一元化を希望した場合,次のように取り扱われます.

  • 卒業・退職等までの間,既存の学生証・職員証は引き続きお持ちいただきます.UTokyo Account一元化に合わせて返却が必要となることはありません.
  • 入退館システム等のIC機能を利用するシステムは,学生・教職員どちらの立場で利用する際もICカード学生証の1枚のみで利用できるよう,各システムにおいてデータ修正作業が行われます.
    • ICカード職員証で利用していたシステムについては,データ修正が行われるまでの間は従前通りICカード職員証で利用し,データ修正の完了後はICカード学生証で利用してください.なお,データ修正のタイミング等については,システムごとに作業が行われるため,各システムの担当へ確認してください.
    • IC機能は,カード内に記録されている共通ID(UTokyo Accountのユーザ名,10桁の数字)の情報によって動作しています.一元化に伴って教職員としてお使いだったほうの共通IDは廃止されますので,IC機能は一元化後の共通ID(学生としてお使いだったほうの共通ID)が記録されているカードである学生証でお使いいただくようにします.
  • 一元化後において,職員証の更新あるいは紛失・破損等による再発行の際は,IC機能を有さないカード(プラスチックカード)が発行されます.
  • 一元化後において,卒業等によってICカード学生証を返却する際は,職員証を一元化後の共通IDが記録されたICカードに切り替えます.この場合の手続きは,教職員としての所属部局の職員証担当窓口まで申請していただく形となる予定です.

その他のシステム等

以下のシステムの影響内容は,それぞれ記載の通りです.

  • WebexおよびSlido:教職員としてのUTokyo AccountでWebexやSlidoをお使いだった場合,2024年3月13日18時00分頃をもって,それらのアカウントは利用できなくなります.必要なデータのダウンロードなど,お手数ですが,各自でご対応ください.手順等に不明な点がある場合は,サポート窓口へお問い合わせください.
  • ライフサイエンス研究申請審査管理システム事前の調査の結果,対象者の方が教職員として利用していたデータがシステム内に存在せず,そのため影響が生じない見込みです. 一部ユーザーにエラーが発生しております.個別に対応いたしますので, lsres.adm @ gs.mail.u-tokyo.ac.jp へご連絡ください.(※2024-03-08更新)
  • 環境安全教育受講管理システム:システムの利用そのものには影響はありませんが,教職員としてお使いだったほうのアカウントでの使用は今後できなくなります.支障がある場合は,個別に対応いたしますので, lectureadmin @ esc.u-tokyo.ac.jp へご連絡ください.
  • 健診予約システム:教職員として利用していたデータがある場合,データが一元化後のUTokyo Accountへ自動的に移行されるため,基本的には影響は生じません.ただし,データの移行作業に遅れが出る可能性があり,作業が完了するまでの間は,教職員の立場で利用する際は教職員としてお使いだったほうのUTokyo Accountでご利用いただく必要が生じる見込みです.
  • 出張旅費システム:一元化実施後は,一元化されたアカウント(学生としてお使いだったほうのアカウント)でシステムを利用することはできますが,一元化前に教職員としてお使いだったほうのアカウントで行っていた申請・報告等のデータには原則としてアクセスできなくなります.支障がある場合は,個別に対応いたしますので,リンク先に掲載されている所属部局の担当者を通してご連絡ください.
  • 化学物質・高圧ガス管理システム (UTCIMS):システムの利用そのものには影響はありませんが,教職員としてお使いだったほうのアカウントでの使用は今後できなくなります.支障がある場合は,個別に対応いたしますので, utcims.admin @ esc.u-tokyo.ac.jp へご連絡ください.
  • 学術認証フェデレーションの仕組みでUTokyo Accountによるサインインが可能となっているシステム(mdxGakuNin RDM等):教職員としてのUTokyo Accountでお使いだった場合,2024年3月13日18時00分頃をもって,そのアカウントでは利用できなくなります.必要なデータのダウンロードなど,お手数ですが,各システムのヘルプ等も参考にして,各自でご対応ください.

以下のシステムについては,教職員として利用していたデータがある場合,データが一元化後のUTokyo Accountへ自動的に移行されるため,影響は生じない予定です.一元化実施後(2024年2月27日以降)は,一元化されたUTokyo Account(学生としてお使いだったほうのUTokyo Account)でサインインして利用してください.

このほかのシステムについては,個別に確認いたしますので,サポート窓口のメールフォームへお問い合わせください.

氏名およびメールアドレスの取り扱いについて

各システムで用いられる氏名の表記には,学務手続き上・人事手続き上の氏名の表記が用いられていることがあります.学務手続き上の氏名の表記と人事手続き上の氏名の表記に違いがある場合,一元化後のUTokyo Accountでは学務手続き上の氏名の表記を優先するように処理する予定です.ただし,システムによっては,それぞれのシステムの性質に応じて,人事手続き上の氏名の表記を優先するなどの異なる処理が行われるものもあります.

次期学習管理システムUTOLにおいて学生としての氏名と授業担当教員としての名前が異なる場合について 教員として授業を担当する際の教員名に人事手続き上の氏名とは異なる名前(たとえば通称・ペンネーム等)をお使いの方については,現在,UTASおよび学習管理システムITC-LMS上の担当授業に関する表示では,担当教員としての名前が表示されるようになっています.次期学習管理システム「UTOL」では,一元化されたUTokyo Accountについては,システムの制約上,学生としての立場で利用する場合であっても授業担当教員としての名前が表示されることになります.おそれいりますが,ご了承ください.

また,UTokyo Accountおよび関連するシステムの一部では,システムからの通知メールの送信先が,学生についてはUTASで登録されたメールアドレス・教職員については人事情報MyWebで登録されたメールアドレスとなっています.このような通知メールは,一元化されたUTokyo Accountについては,UTASで登録されたメールアドレスのほうに送信されるようになる予定です.

関係者への連絡等について

一元化に伴い,教職員としてのUTokyo Accountのユーザ名(共通ID,10桁の数字)が変わり,一元化後はこれまで学生としてお使いだったものをお使いいただくことになります.その際,たとえば所属組織で作成している名簿等に記載されている内容の更新などのため,関係者への連絡を行う必要が生じますが,お手数ながら,ご自身にてご対応いただくようお願いします.

一元化を希望しない方の今後の対応について

UTokyo Account一元化を希望しなかったとしても,各種システムを現状と同様に利用する分には,支障が生じることはありません.ただし,一元化を希望しなかった場合には,以下のような注意点があります.

  • UTokyo Account一元化は多数のシステム間での調整の上で行っているものであるため,今回1回限りの実施となり,希望しなかった方について後から同様の対応を行うことはできません

    • 本ページ冒頭で述べたアカウントが2つあることによる問題(使い分けが困難,アカウントごとに情報セキュリティ教育や多要素認証を実施する負担)を解消する機会は,今回の一元化以降にはありませんので,ご了承ください.
  • 学内のシステムにおいて今後新たに導入される機能等において,2つのUTokyo Accountをお持ちの方に対する考慮が不十分となる可能性があります.

    • 今回のUTokyo Account一元化の実施のタイミングで,新たなUTokyo Accountを発行する際には1人の方に1つのアカウントのみを発行するようシステムを改修します.そのため,今回一元化を希望しなかった方のみが2つのUTokyo Accountを持つ状況となり,万全な対応が難しくなる部分があることをご理解ください.
  • 卒業・退職等により東京大学から離籍する際にはUTokyo Accountが失効するようになっていますが,一元化を希望しなかった方については,学生としてのUTokyo Accountは卒業等によって学生として離籍する際に,教職員としてのUTokyo Accountは退職等によって教職員として離籍する際に,それぞれ失効することになります.「離籍時のデータのバックアップについて」のページを参照して各自で対応してください.

    次期学習管理システムUTOLにおける対応 学生または教職員いずれか一方のUTokyo Accountが離籍により失効する際の対応として,次期学習管理システム「UTOL」については,以下の通りとなります.
    • 離籍して失効するほうのアカウントで担当教員としてコースに参加登録されている場合は,継続して在籍するほうのアカウントをコースの担当教員として登録してください.
    • 離籍して失効するほうのアカウントで履修者として提出した成果物や担当教員からのフィードバックについては,各自でダウンロードしてデータを保存してください.

そのため,一元化を行う場合の影響のほか,一元化を希望しない場合に関する上記の注意点もご確認の上,一元化を希望するかどうかを慎重に判断するようにしてください.

希望調査への回答について

UTokyo Account一元化希望調査への回答は,以上の説明をご一読いただいた上で,以下のフォームから行ってください.お忙しいところおそれいりますが,2024年2月15日(木)までのご回答をお願いいたします.

※期限を2月1日から2月8日へ延長しておりましたが,更に延長しておりますので,2月15日までに必ず回答してください.回答がなかった場合,一元化を「希望しない」ものとして取り扱います.

UTokyo Account一元化希望調査 回答フォーム

調査の対象となる方は,学生としてのUTokyo Accountと教職員としてのUTokyo Accountの2つのアカウントをお持ちの方です(別途メールでご連絡しています).回答の際は希望調査の対象となっているUTokyo Accountのどちらか一方でサインインしていただき,原則として1回のみ回答していただくようお願いします.ただし,やむを得ず回答を変更したい場合は,期限までの間であれば複数回の回答をしていただいてもかまいません(最も新しい回答のみを利用します).

問い合わせ先

以上の内容にご不明な点がある場合は,サポート窓口へお問い合わせください.その際は,「UTokyo Account一元化」に関する件である旨をお知らせください.

主な更新履歴

このページの主な更新履歴はこちら
  • 2023-12-28: 初回公開
  • 2024-01-18
    • 希望調査を開始しました.期限は2024年2月1日(木)といたします.
    • Teamsの一部・職員メールシステム・事務業務端末・MyOPACおよび附属図書館の利用・その他のシステム等に関し,一元化を希望した場合の影響内容を記載しました.また,「氏名およびメールアドレスの取り扱いについて」の項目を追加しました.
  • 2024-01-29: ICカード学生証およびICカード職員証に関し,一元化を希望した場合の影響内容を記載しました.
  • 2024-01-30: 「一元化を希望しない方の今後の対応について」に,東京大学を離籍する際のアカウント失効の取り扱いについて追記しました.
  • 2024-02-01: 希望調査の期限を2024年2月8日(木)まで延長しました.
  • 2024-02-02: 「ECCSストレージ管理システム」関係(Googleドライブのストレージ制限値等)の取り扱い,および,メールホスティングサービスに関し,一元化を希望した場合の影響内容を記載しました.
  • 2024-02-08: 希望調査の期限を2024年2月15日(木)まで再度延長しました.
  • 2024-02-14: 「その他のシステム等」に関し,WebexおよびSlido,ライフサイエンス研究申請審査管理システム,出張旅費システム,化学物質・高圧ガス管理システム (UTCIMS),学術認証フェデレーションの仕組みでUTokyo Accountによるサインインが可能となっているシステムの影響内容を記載しました.また,環境安全教育受講管理システムの記載内容を修正しました.
  • 2024-02-23
    • UTokyo Portalに関し,一元化を希望した場合の影響内容を記載しました.
    • 職員メールシステム・事務業務端末に関し,データの移行手順等について追記しました.
    • 「その他のシステム等」に関し,WEB PARK 利用申請システムを追記しました.
  • 2024-02-25
    • それぞれのシステムにおいて,教職員としてお使いだったほうのアカウントが利用できなくなる時期の記載を明確化しました.
    • 「その他のシステム等」に関し,健診予約システムの記載内容を修正しました.
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