iPadでUTokyo VPNを利用する

このページでは,UTokyo VPNをiPadで利用する方法を説明します.

UTokyo VPNの利用にあたっては,UTokyo Accountの多要素認証の有効化が必須であるほか,所定の時期に情報セキュリティ教育の受講を完了されなかった場合に利用資格が停止されます.これらについてUTokyo VPN全体の説明ページで説明しておりますので,まずはじめにそちらをご確認の上,以下の手順を行ってください.

準備編: UTokyo VPNの初期設定

まずはUTokyo VPNに接続するために必要なアプリをインストールし,初期設定を行います.手順は通常のiOSアプリと同様です.

手順A: App Storeにアクセスし,Cisco社のCisco Secure Clientというアプリをインストールします.

手順B: インストールを終えてSecure Clientアプリを開くと,下図1枚目のような画面が出ることを確認します.これでインストールは完了です.なお,開く際に下図2枚目のように通知の送信について確認する画面が表示されることがありますが,いずれを選択しても構いません.

手順C: アプリを起動した直後の画面で左上隅の青いマークを押すか,もしくは画面が横長になるよう端末を回転させると,左側に「クライアントの保護」と書かれたサイドバーが表示されます(下図1枚目または2枚目).

手順D: 左側のサイドバー内にある「接続」をタップし,続いて表示される画面で「VPN接続の追加」をタップすると,以下のような画面が表示されます.「サーバアドレス」の横の入力欄をタップして vpn1.adm.u-tokyo.ac.jp と入力します.

手順E: 「保存」を押すと,以下のようにVPN構成の追加を求められるので,内容の確認の上で「許可」を押します.さらに追加でTouch IDによる認証などを求められることもありますので,その際は認証を行ってください.

利用編: UTokyo VPNへの接続

以下の手順はVPNを利用するたびに必要です.特に機器を起動した直後に自動的にVPNに接続されるわけではありませんので,ご注意ください.

手順F: 手順Cと同様にサイドバーを開き,下図1枚目のように画面左上の「接続」に「vpn1.adm.u-tokyo.ac.jp」と記載されていることを確認してください.次に「AnyConnect VPN」の横のトグルボタンをONにしてください.UTokyo Accountの認証画面が表示されたら,ご自身のUTokyo Accountでサインインしてください.前回のアクセスから時間をおかずに起動した場合は,この画面が表示されないで直ちにVPN接続が開始されることもあります.

ヘルプ:「これに対するアクセス権がありません」または「You don’t have access to this」というエラーが表示される場合 UTokyo VPNの利用に必要なUTokyo Accountの多要素認証の申請およびその反映が完了していない可能性があります.「UTokyo Account多要素認証の初期設定手順」を最後の「手順4:多要素認証の利用を申請する」まで確実に行って,UTokyo Accountの多要素認証を有効化してください.その後,多要素認証の設定がシステムに反映されるまで約40分かかるので,それまでしばらくお待ちください
それでもうまくいかなければ,サポート窓口に相談してください.
ヘルプ:「申し訳ありませんが、サインイン中に問題が発生しました。」または「Sorry, but we’re having trouble signing you in.」というエラーが表示される場合 UTokyo VPNの利用に必要な,情報セキュリティ教育の受講が完了していない可能性があります.情報セキュリティ教育のページを確認し,確認テストに合格してください.テストに合格するとその結果が即座にシステムに反映されます.
それでもうまくいかなければ,サポート窓口に相談してください.

手順G: 認証に成功すれば,VPNへの接続は完了です.ZoomやWebexなどVPNを経由する必要のない一部の通信や電子ジャーナルサイトなどを除く全ての通信は,このVPNを経由して,東京大学キャンパスネットワークに接続している状態で行われます.

手順H: 以下の画面のように「詳細」が「接続中」と表示されていれば,お使いの機器はUTokyo VPNに接続している状態です.

VPNを切断する際は,この画面左上のトグルボタンをタップして「詳細」が「切断されました」になったことを確認してください.

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