卒業・退職等により東京大学から離籍する際には,在籍期間が終了するとUTokyo Accountが失効しサインインができなくなります.それに伴い,UTokyo Accountを用いてサインインをしているUTokyo Zoom,ECCSクラウドメール,UTokyo Microsoft Licenseなどの各種情報システムにサインインすることができなくなります.アカウント失効後は各種情報システムに保存されているデータにアクセスすることもできません.
下の区分のうち自分がどれに当てはまるかを確認し,必要に応じて事前にデータのバックアップを取るようにしてください.
東京大学に所属しなくなる場合
卒業・退職等により東京大学を離れる方は,在籍期間が終了するとUTokyo Accountが失効し,各種情報システムを利用できなくなります.「離籍時のデータのバックアップについて」のページの手順に沿って,データのバックアップを取ってください.
ただし,学生が卒業・修了する場合のみUTokyo Accountは月末まで有効です.
また,UTokyo Antivirus Licenseなどの一部の情報システムには,離籍に伴って利用権限がなくなるにもかかわらず,自動的に利用が停止されないものがあります.それぞれの指示にしたがって利用を終了してください.
UTokyo Antivirus Licenseの対応については「UTokyo Antivirus License 2023年度に卒業・離職される方への注意事項(※閲覧にはUTokyo Accountでサインインする必要があります)」を参照してください.
- 既に東京大学を離籍されている場合には,UTokyo Accountにサインインできないため,上記のページを閲覧することができません.その場合はサポート窓口のメールフォームにてお問い合わせください.
東京大学内で所属の変更がある場合
東京大学内で所属が変わる際,在籍期間が連続する場合は,引き続き同じUTokyo Accountで各種情報システムを利用することができます.この場合,データのバックアップを取る必要はありません.
ただし,以下の点に注意してください.
- 所属変更の際に一度在籍期間が途切れる場合にはUTokyo Accountが失効するので,「離籍時のデータのバックアップについて」の手順に沿って,各種データのバックアップを取ってください.
- 一部のシステムは,学生か教職員か,また教職員の雇用形態などによって利用の可否や利用できる機能の範囲が異なります.そのため,所属の変更時にUTokyo Accountが失効しなくても,一部のシステムを利用できなくなる場合がありますので,ご注意ください.
- 例えば,UTokyo Microsoft LicenseでOfficeアプリをインストールして利用することができるのは,学生および東京大学に雇用されている教職員に限られます.所属の変更によってこれに該当しなくなる場合は,利用ができなくなります.
- また,例えば,UTokyo Portal を閲覧できるのは教職員に限られます.教職員から学生になるなどによりこれに該当しなくなる場合は,閲覧できなくなります.
補足
- 在籍期間は,各学部・研究科等の担当(学生は学務・教務担当,教職員は人事担当)が登録している情報に基づきますので,自身のアカウントが失効する時期を確認したい場合は,在籍期間について所属する学部・研究科等の担当に問い合わせてください.
- UTAS・人事情報MyWebなど一部システムは,在籍期間終了と同時に利用できなくなります.
- 所属変更の際,新しい所属先で制度上UTokyo Accountが付与されないことになっている場合や,何らかの原因で新しい所属先でのUTokyo Accountの登録が正常に行われなかった場合に,UTokyo Accountを利用できなくなる場合があります.自身のUTokyo Accountの取り扱いについて確認したい場合は,事前に新しく所属する学部・研究科等の担当に問い合わせてください.
- 名誉教授に関しては,UTokyo Accountの利用対象者となっていますが,退職直後に名誉教授の称号が授与されるわけではないため,在籍情報の登録について別途処理を行う必要があります.詳細は所属部局の人事担当に問い合わせてください.