FAQ:UTokyo Azure

サービス全般

ヘルプ:どのような目的で利用が可能でしょうか

研究・教育用途であれば広くお使いいただけます

ヘルプ:どのような分野で利用が可能でしょうか

GX, DI, AI を推進する取り組みを歓迎しますが, これに狭く限定するものではなく,様々な分野でご利用いただけます.

ヘルプ:どのような計算機・サービスが使えますか

基本的に, MS Azure で提供されるあらゆるサービスが使えます. ブラウザから Jupyter Notebook で GPU 環境にアクセスする, Open AI のチャットや API を使う,クラスタ環境を自分でセットアップして使うなど, 様々な形態の利用が可能です. ただしコスト超過防止のため, デフォルトで利用不可 (opt‑in) になっているものがあります.また,契約上 Marketplace のサービス(サードパーティが提供するサービス)は利用できません.

ヘルプ:いつまで使い続けられますか

2024/12/1 ~ 最大で 2029/9/30 まで(最大で約 5 年間)使えます. 大学全体として利用できるギフトクレジットに限りがあるため, これより若干早く終了することもありえます.

ヘルプ:ギフトクレジットによる運用ということは無料で使い続けられますか

毎月の大学全体の UTokyo Azure の使用料がギフトクレジットのその月の予定消費額に達するまでは全員が無料で UTokyo Azure を使用できます. その月の大学全体の使用料が予定消費額を超えた場合,その月の利用者あたりの無料分が計算されて,その無料分を超過した額を各利用者に負担いただきます. また完全に無料で使いたい利用者のためには月初めに無料保証枠を提示します. その月の大学全体の使用料がいくらであっても,各利用者の使用料がこの無料保証額を超えなければ,その利用者の費用負担は発生しません. なお使用料が無料保証枠を超えていても,月末に計算される無料分以下であれば実際には費用負担は発生しません. 詳しくは下の無料分と無料保証枠を参照ください.

ヘルプ:サービス終了後は構築した環境はどうなりますでしょうか

未定です. 利活用状況, クラウド移行による経費への効果(正負両方)などを見て継続することはありえますが確定していることはありません. なお, 大規模な計算需要に対しては情報基盤センターが従来から運用しているスーパーコンピュータや mdx を利用することも検討ください.

利用者

ヘルプ:このサービスは誰が利用できますか

東大の構成員なら誰でも使えますが, UTokyo Account をお持ちの方が UTokyo Azure 新規利用申請ページ(学内ネットワークからのアクセスに限定)より利用申請を行い,サブスクリプションを開設する必要があります. 共同利用したいユーザーには,開設したサブスクリプションに後から他のユーザの権限を追加(利用権利を与える)ことも可能です

ヘルプ:学生は利用できますか

学生を Azure 上に作成した仮想マシンの利用者にすることは問題無く可能です.後からサブスクリプション等のメンバーにすることも可能です.ただし,無料分を超えた利用料の支払いが必要なため,サブスクリプションの申請は教職員に限られます.

ヘルプ:学外の人と共同利用することはできないのでしょうか。

Azure Portal や UTokyo Azure 新規利用申請ページへのログインは UTokyo Account で認証するため,これらの利用はすでに UTokyo Account を保有している人に限られます.ただし,例えば作成した仮想マシン上で動かしている OS へのログイン認証は UTokyo Account の権限に依存しないため,学外の共同研究者を OS にアカウント登録して利用させるといったことは可能です.

サブスクリプション

ヘルプ:サブスクリプションとはなんですか

Microsoft Azure における契約,課金の単位で,サブスクリプションを管理単位として利用者は様々なサービスを利用することができます.詳細はサブスクリプションとは(リンク先)を参照ください.

ヘルプ:サブスクリプションを複数持つことはできますか

サブスクリプションを複数申請することに制限は設けておりません.管理を分けたい等の必要に応じてご申請ください.ただし,ギフトクレジットは学内の構成員で共有する資産ですので,あからさまに実態とかけはなれた量の申請は行わない等のご配慮をお願いします.

ヘルプ:特権管理者ロールの所有者と共同作成者は何が違うのでしょうか

所有者は,自身が所有者であるサブスクリプションやリソースに対して他者アカウント(メンバー)に権限(ロール)を付与することができますが,共同作成者にはその権限がありません.それ以外はほぼ所有者と同じ権限が共同作成者には与えられます.ただし、所有者の権限にはさらに段階があり,サブスクリプションの申請者はすべてのロールを割り当てることができる所有者の権限が設定されます.

ヘルプ:すでに個人で契約しているサブスクリプションを UTokyo Azure に入れることはできますか

できません.

ヘルプ:申請したサブスクリプションやリソースを研究室のメンバー等で共同利用したい

1つのサブスクリプションやリソースを複数の人間で共同利用したい場合は,共同利用させたいユーザーの UTokyo Account を,所有者共同作成者として権限付加する必要があります.この操作は,付与したいサブスクリプションやリソースに所有者のアカウントで行う必要があります.詳細はこちらのリンクを参照ください.

ヘルプ:サブスクリプションIDを知りたい

サブスクリプションIDはサブスクリプションの詳細画面で確認できます.

無料分と無料保証枠

ヘルプ:無料分とはなんですか

ある月の利用料のうち無料となる分の金額です.各利用者は無料分を超過した分の利用料を自身の研究費等から支払わなければなりません.実際には3月末と9月末の半期毎に各月の超過分・余剰分を集計して半期ごとの通算の超過額を計算します.この通算した超過額を情報基盤センターより請求する予定です.無料分の額は毎月末に、その月の大学全体の使用料やサブスクリプションの数を加味して公平になるように計算されます.各月の使用料は UTokyo Azure 新規利用申請ページ(学内ネットワークからのアクセスに限定)の管理ページから確認できます.

ヘルプ:無料保証枠とはなんですか

毎月の無料分は月末に計算されるので,その月に使用した分の全額あるいは何割が無料になるのかが月末になるまでわかりません.これは無料の範囲内で UTokyo Azure を使いたい利用者にとっては不安かもしれません.そこで月初めに、この額までは必ず全額無料になるという最低保証額を公表しています.これが無料保証枠です.月末に計算する無料分よりは少ない額になります.無料保証枠は UTokyo Azure 新規利用申請ページ(学内ネットワークからのアクセスに限定)の管理ページから確認できます.

ヘルプ:無料分や無料保証枠の計算方法を知りたい

計算方法の詳細はUTokyo Azure 新規利用申請ページ(学内ネットワークからのアクセスに限定)の管理ページを参照ください.

ヘルプ:管理ページでの無料保証枠が米ドル表示なのですが

Microsoft のギフトクレジットの取り扱い仕様により,利用料は米ドルでの管理になります.申請者へ超過分の請求が発生した場合は,財務会計システムによってその時の変換レートで変換され日本円で請求されます.

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