Zoom AI Companionを使う

AI Companionの概要

東京大学のZoomアカウントでは,Zoomミーティング等における生成AIを活用したアシスタント機能である”Zoom AI Companion”を利用できます.

機能

AI Companionの機能としては,以下のようなものがあります.

  • Zoom Meetingsで利用する機能
    • ミーティング内質問: これまでのミーティングの内容について,ミーティングの参加者がAIに質問できる機能です.
    • ミーティング要約: ミーティングで話し合われた内容の要約と次のステップを,AIがミーティング後に生成する機能です.
    • スマート レコーディング: AIがクラウドレコーディングしたミーティングの録画について,チャプターに分割したりハイライトを生成したりすることで,特に長時間のミーティングにおける録画を見やすくできる機能です.
  • その他
    • ホワイトボードやZoom Docs上でのコンテンツの生成機能などがあります.

ここで紹介しているのは一部機能です.AI Companionの各機能について,詳しくは「Getting started with Zoom AI Companion features > Current Zoom AI Companion features」を参照してください.

生成AIの利用についての注意事項

AI Companionを含む生成AIを活用した機能を利用する際は,以下のような事項に注意する必要があります.

まず,生成AIの利用についての一般的な注意事項については,以下を参照してください.

特に,取り扱いに注意を要する情報(試験やレポートの問題,業務で知り得た機密情報,発表・公開すべきでない研究内容,その他関係者以外が知りえない情報)を入力しての利用は避けてください.Zoom社の公式サポートページによれば,Zoomで利用した情報やZoomで送信した情報は,生成AIモデルの学習に利用されることはないとされていますが,Zoom社やAI Companionで利用されているサードパーティ製モデルの提供者への送信自体は行われていることに注意する必要があります.

また,生成AIを利用してはいけない場面や,利用の条件が決まっている場面もあります.特に授業においては,生成AIの利用の可否について,授業の特性に応じて担当教員が判断することになっています.所属学科や専攻および各授業の担当教員の指示に従い,認められていない場合には利用しないでください.論文誌への投稿についても,生成AIの利用が禁止されている場合や,制限・条件が付けられている場合があるため,よく確認するようにしてください.

加えて,生成AIの出力には,事実ではない内容(ハルシネーション)や著作権など法的なリスクを伴う内容が含まれている可能性があります.生成AIの出力を利用した結果についての責任は,あくまでも利用者の側にあることを認識し,十分に注意して利用してください.

データ利用・プライバシー保護に関する参考ページ

利用方法

機能の有効化・設定

AI Companionの機能を利用するには,ミーティング前に利用したい機能を予め有効化する必要があります.

  1. Zoom ブラウザからサインインする方法」の手順でZoomにサインインしてください.
  2. 「設定」タブを開いてください.
  3. 「AI Companion」タブを開いてください.
  4. 使用したい機能に応じて,有効化・設定してください.
    • 一部の機能は,「管理者によりロック済み」と表示され,設定を変更できなくなっています.
    • 各機能の設定の詳細に関しては,「Settings and Configuration for Zoom AI Companion」に記載の各ページにある”User”に関する項目を参照してください.

各機能の利用方法

AI Companionの各機能の利用方法については「Zoom AI Companion Features」を参照してください.

参考情報

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