UTOLからMATLAB Graderを利用する(教員・TA向け)

概要

UTOLからMATLAB Graderを利用する方法を示します.

事前準備

MATLAB Graderを利用するにあたっては,事前に準備が必要です.この事前準備の作業は,一つのコースにつき一度だけ行ってください.

  1. コーストップ画面で,左メニューの「コース設定」の中にある「LTI利用設定」を押してください.

  2. 「MATLAB Grader LTI 1.3」の「利用する」にチェックを入れて「確認画面に進む」ボタンを押し,次の画面の「登録する」ボタンを押してください.

  3. コーストップ画面に「MATLAB Grader LTI 1.3」が現れます.

問題(項目)の作成

学生に対してMATLAB Graderで出題する問題を作成します.

UTOL上の操作

  1. コーストップ画面の「MATLAB Grader LTI 1.3」の欄にある左下の追加ボタンを押してください.

  2. 作成するMATLAB Graderの問題のタイトル,公開期間,公開対象を設定してください.また,必要に応じて内容,添付ファイル,表示ラベルを設定してください.

    • 公開対象に含まれる「履修者」が,公開期間内にコーストップ画面にアクセスすると,作成したMATLAB Graderの問題へのリンクを押して,リンク先にあるMATLAB Grader上の問題を利用できます.

    • ここで設定する「公開期間」は,学生にとっての解答期限になります.公開期間が終了すると,学生はMATLAB Grader上の問題にアクセスすることができなくなります.「補足事項」もご確認ください.

  3. 「登録する」ボタンを押すと,確認画面が表示されます.問題が無ければ「登録する」ボタンを押してください.

  4. コーストップ画面に戻ったら (1)「操作」の列にあるメニューボタンを押して,(2)「連携ツール起動」を押してください.

  5. 下記のような画面が表示されたら「MATLAB Grader LTI 1.3 へのリンク」を押してください.MATLAB Grader の画面が別のタブ(もしくはウィンドウ)で開きます.

MATLAB Grader上の操作

  1. MATLAB Graderの初回利用時(および「MATLAB Grader Terms of Use」更新時)に,「MATLAB Grader Terms of Use」が表示されるので,確認の上「I accept the terms of use」にチェック(✓)を入れ「Submit」ボタンを押してください.

  2. 下記のような画面が表示されたら「空白の項目」を押してください.

    ※MATLAB Graderでは,学生に出題するMATLABの問題のことを「項目」や「評価項目」と呼ぶようです.(2025年5月14日現在)

  3. 下記のような新たな「項目」を作成する画面が表示されるので,「タイトル」や「コード」などの必要事項を入力してください.

    • このとき,登録済みの「MathWorksの問題集」をコピーすることもできます.またMathWorksアカウントにサインインして,過去に作成した問題を利用することもできます.

  4. 「受講者の環境でのプレビュー」や「模範解答の検証」で問題がなければ「最終版として保存」ボタンを押してください.

解答状況の確認

点数はUTOLのコーストップ画面で「評点一覧表示」ボタンを押すと確認できます.

点数以外の項目など,解答の詳細はMATLAB Grader上で確認してください.MATLAB Graderの画面右上の「レポート」を押すと,「概要」や個々の「受講者の解答」を参照可能です.

補足事項

  • 問題(項目)の作成 > UTOL上の操作」で設定した公開期間が終了すると,学生の画面では「MATLAB Grader LTI 1.3 へのリンク」が無効化されて,MATLAB Grader上の問題を利用できなくなります.つまり問題を復習することもできません.これはMATLAB Grader上では作成する問題(項目)の解答期限を設定できないためです.

  • お使いのコースでMATLAB Graderの利用を取りやめる際には,「事前準備」の項に示した「コース設定」の中の「LTI利用設定」で「MATLAB Grader LTI 1.3」のチェックを外してください.

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