情報基盤センター
概要
本学では,生成AIの授業における利用について「[2] 授業や課題ごとに,言語生成系AI利用に対する教員のスタンスを明示する」とアナウンスしてきました(詳しくはuteleconのウェブページ「AIツールの授業における利用について(ver. 1.0)」をご覧ください).そこで2026年度Aセメスターに向けて,UTOL(UTokyo LMS)で作成する「課題」においてAI利用範囲機能の利用を開始し,以降に作成する課題において設定が必須になります.
なお2026年9月現在本機能は開発中です.実際の運用時のUTOLの各画面は以下に示す図とは異なる可能性があります.予めご了承願います.またUTOLへのリリース作業は9/29(火)昼休みを予定しています.
AI利用範囲
本学ではAIの典型的な利用場面を表1の5つに分類しています.詳細については「授業課題・取り組みにおけるAI利用範囲類型」をご覧ください.
| 場面 | 名称 | 補足 |
|---|---|---|
| S1 | 質問・調査 | 質問をする,背景知識を調査する,など |
| S2 | 議論・壁打ち | AIと議論,壁打ち,テーマ相談をする |
| S3 | フィードバック | 解答/レポートに対するフィードバックを得る |
| S4 | 草稿 | 提出物の草稿を作成させ,その後それを元に提出物に仕上げる |
| S5 | 創造的利用 | 学習補助利用を越えた創造的利用(AIの出力の批判的吟味,AIを実験対象にする,など) |
そこで課題に取り組む際に,AIの利用を全く許さないか,上記の分類のどこまでを許すかを,表2に示すAI利用範囲として指示することとします.
| 範囲ラベル1 | 説明 | AIASによる分類名2 |
|---|---|---|
| T0 | AIは利用しない | No AI |
| T1 | 質問・調査 | AI Planning |
| T2 | T1 + 議論・壁打ち | AI Planning |
| T3 | T2 + フィードバック | AI Collaboration |
| T4 | T3 + 草稿 | Full AI |
| T5 | T4 + 創造的利用 | AI Exploration |
なお,表2のいずれの範囲にも当てはまらない場合は,出題する教員が当該課題におけるAI利用範囲を具体的に説明してください.
課題機能の変更点
担当教員・TA向け
担当教員やTAが操作する課題編集画面を図1,2に示します.課題を作成する際には表2のいずれかの範囲を図1のドロップダウンメニューから選択して下さい.
出題する課題のAI利用範囲が表2のいずれの選択肢にも当てはまらない場合は「その他」を選択してください.図2のようにテキスト入力フォームが現われますので,当該課題におけるAI利用範囲を説明して下さい.
学生向け
学生が操作する課題提出画面を図3に示します.
出題された課題に教員が設定したAI利用範囲が表示されます.用語や記号の意味が分からない場合は,直下にあるリンクをクリックして詳細を説明するウェブページを参照してください.
備考
- 9/29(火)昼休みのリリース作業完了後より,課題にAI利用範囲を設定可能となります.
- リリース作業以前にUTOL上に作成された課題には,AI利用範囲は設定されていません.2026年度Aセメスターに開講するコース(科目)の課題であっても,AI利用範囲が設定されていないことがあります.
- 提出期間の開始日以降,つまり学生が当該課題を参照可能になって以降は,AI利用範囲を変更できません.
- 学生が提出した成果物が,課題に設定したAI利用範囲に合致するかをUTOLが調べる訳ではありません.
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Tn(nは整数)はS1からSnまでの場面でのAIの利用を許容することを意味します. ↩
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AIASは「The AI Assessment Scale (AIAS)」を指しています. ↩