UTOLの課題機能でAI利用範囲の設定が必須になります

作成: 2026年9月28日
情報基盤センター

概要

本学では,生成AIの授業における利用について「[2] 授業や課題ごとに,言語生成系AI利用に対する教員のスタンスを明示する」とアナウンスしてきました(詳しくはuteleconのウェブページ「AIツールの授業における利用について(ver. 1.0)」をご覧ください).そこで2026年度Aセメスターに向けて,UTOL(UTokyo LMS)で作成する「課題」においてAI利用範囲機能の利用を開始し,以降に作成する課題において設定が必須になります.

なお2026年9月現在本機能は開発中です.実際の運用時のUTOLの各画面は以下に示す図とは異なる可能性があります.予めご了承願います.またUTOLへのリリース作業は9/29(火)昼休みを予定しています.

AI利用範囲

本学ではAIの典型的な利用場面を表1の5つに分類しています.詳細については「授業課題・取り組みにおけるAI利用範囲類型」をご覧ください.

表1: AIの典型的な利用場面
場面名称補足
S1質問・調査質問をする,背景知識を調査する,など
S2議論・壁打ちAIと議論,壁打ち,テーマ相談をする
S3フィードバック解答/レポートに対するフィードバックを得る
S4草稿提出物の草稿を作成させ,その後それを元に提出物に仕上げる
S5創造的利用学習補助利用を越えた創造的利用(AIの出力の批判的吟味,AIを実験対象にする,など)

そこで課題に取り組む際に,AIの利用を全く許さないか,上記の分類のどこまでを許すかを,表2に示すAI利用範囲として指示することとします.

表2: AI利用範囲
範囲ラベル1説明AIASによる分類名2
T0AIは利用しないNo AI
T1質問・調査AI Planning
T2T1 + 議論・壁打ちAI Planning
T3T2 + フィードバックAI Collaboration
T4T3 + 草稿Full AI
T5T4 + 創造的利用AI Exploration

なお,表2のいずれの範囲にも当てはまらない場合は,出題する教員が当該課題におけるAI利用範囲を具体的に説明してください.

課題機能の変更点

担当教員・TA向け

担当教員やTAが操作する課題編集画面を図1,2に示します.課題を作成する際には表2のいずれかの範囲を図1のドロップダウンメニューから選択して下さい.

図1: 課題編集画面のAI利用範囲の選択肢

出題する課題のAI利用範囲が表2のいずれの選択肢にも当てはまらない場合は「その他」を選択してください.図2のようにテキスト入力フォームが現われますので,当該課題におけるAI利用範囲を説明して下さい.

図2: 課題編集画面のAI利用範囲の説明入力

学生向け

学生が操作する課題提出画面を図3に示します.

出題された課題に教員が設定したAI利用範囲が表示されます.用語や記号の意味が分からない場合は,直下にあるリンクをクリックして詳細を説明するウェブページを参照してください.

図3: 課題提出画面

備考

  • 9/29(火)昼休みのリリース作業完了後より,課題にAI利用範囲を設定可能となります.
  • リリース作業以前にUTOL上に作成された課題には,AI利用範囲は設定されていません.2026年度Aセメスターに開講するコース(科目)の課題であっても,AI利用範囲が設定されていないことがあります.
  • 提出期間の開始日以降,つまり学生が当該課題を参照可能になって以降は,AI利用範囲を変更できません.
  • 学生が提出した成果物が,課題に設定したAI利用範囲に合致するかをUTOLが調べる訳ではありません.
Footnotes
  1. Tn(nは整数)はS1からSnまでの場面でのAIの利用を許容することを意味します. ↩

  2. AIASは「The AI Assessment Scale (AIAS)」を指しています. ↩

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