「もっと学びやすい東大って,どんな姿だろう?」
東京大学では,この問いについて学生が教職員とともに考える取り組みとして,「みんなのキャンパス・デザインラボ」を新たにスタートします.ここでいう「学び」には,正規の授業だけでなく,正課外の自主的な活動なども含まれます.
「みんなのキャンパス・デザインラボ」では,学習・交流スペース,ICT環境,学びやキャリアのデザインという3つの柱を互いに連動させながら活動します.学生の目線で感じている課題を出発点に意見交換を行い,学習環境の改善にむけた提案や,仕組みづくり,さらには実践・運営につなげていくことを目指します.
このたび,第1期のラボメンバーを募集します.「何か変えたい」「少しでも良くしたい」そんな気持ちがあれば,特別な経験や知識は必要ありません.ぜひ一緒に,これからの東大の学びを考えてみませんか.
3つの柱
「みんなのキャンパス・デザインラボ」では,次の3つの柱に取り組みます.
- 多様な学びと交流の場づくり
学生同士が主体的に学び合い,コラボレーションできる空間や仕組みを考えます.例えば,所属にとらわれずグループワークするためのスペースをキャンパス内に整備するなど. - 最先端の学びを支えるICT環境
急速に進化する情報技術やツールを活用し,新しい学び方を実現するための環境づくりを目指します.例えば,AI,VR,クラウドコンピューティングの活用など. - 学びを自らデザインするための支援
授業の履修計画や研究活動のデザイン,将来の進路設計まで,学生一人ひとりが自分らしい学びを実現できるようなサポート体制について考えます.東京大学が提供する学びの機会を最大限活かすことで,学びの自在化を目指します.
活動について
ラボメンバーには,これらの観点から,魅力ある学びの環境を創出するための具体的なアイデアを,教職員メンバーと一緒に検討していただきます.活動は,まず身近な気づきや素朴な意見を共有することから始め,議論を深めながら段階的に発展させていく予定です.
例えば,次のようなことを感じた経験はないでしょうか.
- 教室にコンセントが足りない
- オンラインの授業・ゼミなどで声を出せる部屋がほしい
- 学生同士で会話しながら共同作業するためのスペースがほしい
- 最新のAIを試してみたい
- 最新のVR機器にふれてみたい
- 自分の関心に合った授業が見つからない
- 他学部・他学科の授業をもっと自在に選択したい
最初の一歩は,このように学生の皆さんにとって身近な思いかもしれません.しかし,そこから見えてくる課題を一つずつ改善していくことが,学生の皆さんの利益となり,ひいては未来の東京大学の学習環境を高めていくことにつながると確信しています.
「学習環境魅力向上ワーキンググループ」とは
私たち「学習環境魅力向上ワーキンググループ」は,学生の皆さんにとって魅力ある学習環境のあり方を検討するために活動を始めた教職員のグループです.メンバーには,東京大学全体で教育や情報の分野を担当する役員複数名をはじめ,教育・情報・施設活用の各担当部署,附属図書館やその他いくつかの学部・研究科等,多様性包摂共創センターなどのスタッフが名を連ねています.大局的な視野を持ちつつも具体的な実践へとつなげていける体制で,「みんなのキャンパス・デザインラボ」の活動をバックアップしたいと考えています.
募集要項
詳しい募集内容と応募方法については,次の募集要項を確認してください(ECCSクラウドメールでのアクセスが必要です).プレエントリーの期限は2026年2月16日(月)13時です.皆さんの応募をお待ちしています.
「みんなのキャンパス・デザインラボ」第1期ラボメンバー 募集要項