Zoomユーザ各位(特にオンライン授業・面接などで利用される先生方)
Zoomの利用にあたり,3月に行いましたシステム変更に関連して,また授業の開始にあたり,会議室の設定において注意すべき点がありますので,お知らせいたします.
特に,
- 授業などで会議室への入室制限を設定されている方
- 授業や入試の面接などのために待機室を利用されている方
- 多人数の授業を担当されている方
におかれましては,以下の内容をご確認くださるようお願いいたします.
設定が適切にされていない場合,東京大学のアカウントに正しくサインインしているユーザが会議室に入れないという事態も起きますので,必ずご確認をお願いいたします.
あわせまして,授業に関し,学生に落ち度のないトラブルに対しては,録画の提供など柔軟にご対応いただけますと幸いです.
1. 認証オプションの設定
3月中旬に行いましたZoomのサインイン方法変更後,会議室に東京大学のアカウントでしか入れないようにするために「参加者に認証を求める」を「大学アカウントにサインイン」と設定している場合,指定ドメインは g.ecc.u-tokyo.ac.jp ではなく *.u-tokyo.ac.jp としなければなりません.
サインイン方法変更後の東京大学のZoomアカウントは, @utac.u-tokyo.ac.jp となっており, @g.ecc.u-tokyo.ac.jp から変更されていますので,指定ドメインを g.ecc.u-tokyo.ac.jp としていますと,東京大学のアカウントに正しくサインインしているユーザが会議室に入れなくなります.
特に,授業において,学生に対しECCSクラウドメールのZoomアカウント (@g.ecc.u-tokyo.ac.jp) でのサインインを指示することがないよう,ご注意ください.
また,以下のページもあわせてご覧ください.
- 「Zoomミーティングで参加時に認証を求める」:設定方法などの詳細について
- 「授業におけるZoom会議室の入室制限」:授業における認証(入室制限)の考え方について
2. 待機室の設定
Zoomでは,「待機室」機能を利用することで,参加者が一度「待機室」に入るように設定することができますが,以下の通り,動作の異なる複数の設定ができますので,意図した設定になっているかをご確認ください.
- 全てのユーザを待機室に入れる設定
(面接試験など,一人ずつ入室させるようなケースに適しています) - 大学のアカウントでサインインしたユーザは待機室に入れずに自動的に入室許可するという設定
(オンライン授業で,大学アカウントでのサインインをしているユーザは自動的に入室させたいようなケースに適しています)
また,以下のページもあわせてご覧ください.
- 「Zoomミーティングで待機室を設定する」:設定方法などの詳細について
- 「授業におけるZoom会議室の入室制限」:授業における認証(入室制限)の考え方について
3. ミーティングの人数上限
現在,東京大学のZoomアカウントでミーティングを開催した場合,参加者数の上限は300人となります.オンライン授業などで参加者が300人を超える可能性がある場合,申請により上限の引き上げができますので,「Zoomのライセンス」をご覧になり,あらかじめ申請をお願いいたします.