WebDAV環境を利用する

教育用計算機システム(ECCS)のウェブサイト(www.ecc.u-tokyo.ac.jp)は2024年6月をもって閉鎖されました.今後,ECCS端末に関する情報は,uteleconに掲載される予定です.旧ウェブサイトに掲載されていた情報のうち現在も有効なものは,順次uteleconに移行します.旧ウェブサイト閉鎖時点でのアーカイブサイト(www-old.ecc.u-tokyo.ac.jp)を設置していますので,併せて参照してください.

外部からECCS端末上のファイルを利用したり,ホームディレクトリが独立であるMac環境とWindows環境の間でファイルをやりとりしたりするための仕組みとして,WebDAV環境が提供されています.WebDAV環境の利用にはECCS利用権が必要です.

このページでは,WebブラウザでWebDAV環境を利用する方法を説明します.

なお,MacのFinderはWebDAVクライアントとしての機能がありますが,「サーバーへ接続」からWebDAV環境に接続すると不具合が起こりますので,WebブラウザやCyberduck等のアプリを利用して接続してください.

基本的な利用方法

  1. 利用したいファイルのある環境のサーバ(各環境2台ずつのいずれか)にアクセスしてください.なお,Mac環境の2台で利用できるファイルと,Windows環境の2台で利用できるファイルはそれぞれ同一です.
  2. 既にサインイン済みの場合を除き,UTokyo Accountのサインイン画面が表示されるので,UTokyo Accountでサインインしてください.
  3. 選択した環境のファイルが表示されます.表示されているフォルダを選択すると,そのフォルダの内容が表示されます.
  4. 操作するフォルダやファイルは,それぞれの左側にあるチェックボックスで選択できます.新しいフォルダを作成したり,ファイルをアップロード・ダウンロードしたりするには,ファイル一覧の上部にあるアイコンを選択してください.

他者とファイルをやり取りする方法

WebDAV環境には,他者とファイルをやり取りするための機能があります.

  • Web公開機能
  • 受取フォルダ機能
  • Web公開・受取フォルダのメール認証

以下に,各機能の概要と利用方法を説明します.

Web公開機能

フォルダやファイルごとにランダムなURLを発行して,UTokyo AccountやECCS利用権の有無にかかわらず,そのURLにアクセスしてファイルをダウンロードできるようにする機能です.公開期限やパスワードを設定することも可能です.

  1. 公開したいファイルやフォルダを選択してください.
  2. 一覧の上部に表示されている「共有設定」を選択して「Web公開」を押してください.画面サイズによってはアイコンのみが表示されます.
    • なお,ファイルやフォルダを右クリックして表示される「WebリンクURLを表示」で生成されるURLは,利用者自身しか利用できませんので注意してください.
  3. 設定画面が表示されるので,メール認証や公開期限等を設定してください.表示されているリンクをコピーし「作成」を押してください.
  4. コピーしたリンクからファイルやフォルダが利用できるようになります.画面右側の「Web公開管理」から設定の変更,公開の停止ができます.

受取フォルダ機能

UTokyo AccountやECCS利用権を所持していない人から,指定したフォルダにファイルを受け取ることができる機能です.公開期限やパスワードを設定することも可能です.

  1. 受け取りに利用するフォルダを作成し,選択してください.
  2. 一覧の上部に表示されている「共有設定」を選択して「受取フォルダ」を押してください.画面サイズによってはアイコンのみが表示されます.
  3. 設定画面が表示されるので,メール認証や公開期限等を設定してください.表示されているリンクをコピーし「作成」を押してください.
  4. コピーしたリンクを相手方に共有してください.相手方がリンク先でファイルをアップロードすると,設定したフォルダにファイルが保存されます.画面右側の「受取フォルダ管理」から設定変更・公開停止・受け取ったファイルの一括ダウンロードが行えます.

Web公開機能・受取フォルダ機能のメール認証

Web公開・受取フォルダ機能では,メールアドレスの入力を求めることができます.入力されたメールアドレスにはワンタイムパスワードが送信されるので,本人のアドレスであることが確認できます.

メール認証を行うには,Web公開・受け取りフォルダ機能の設定画面で「メール認証を利用する」をONにしてください.

メール認証を行うと,メールを受信可能な相手のみ,Web公開・受取フォルダを利用できるようになります.入力されたメールアドレスは,画面右上に表示されている自分の共通IDを選択し,「ログダウンロード」を押すと表示される「Web公開ログインログ」から取得できます.

さらに,あらかじめ指定したメールアドレスの持ち主のみにアクセスを制限することもできます.「公開先メールアドレスを制限する」をONにしたあと,「公開先メールアドレス」を選択し,利用を許可する相手のメールアドレスを指定してください.

この場合,指定したメールアドレスを持つ人だけが利用できるようになり,セキュリティが向上します.

arrow_upward
上に戻る
feedback
フィードバック
contact_support
サポート窓口