オンライン授業の円滑な実施を目的として,東京大学が提供する各種情報システムの変更を行います.このページではZoomの変更についての詳細を説明しています.他のシステムの変更を含む全体の情報は「2021年春のシステム変更」のページをご覧ください.
東京大学のZoomアカウントは,これまでECCSクラウドメール (1234567890@g.ecc.u-tokyo.ac.jp
) と専用のパスワードでログインするようになっていましたが,これらを不要とし,UTokyo Accountのアカウントがそのまま使えるようにします.
以下の日程で切り替えを行い,現在ご利用いただいているアカウントはUTokyo Accountで使えるように移行します.
切り替え日程:2021年3月14日 22時 ~ 3月15日 6時 (予定)
新しいサインイン方法
これまで10桁の共通IDのアカウントを使っていた場合
これまで利用していたZoomのアカウントが 1234567890@g.ecc.u-tokyo.ac.jp
のような10桁の共通IDのECCSクラウドメールのアカウントであった方は,切り替え終了後の3月15日6時(予定)以降,以下の方法でサインインしてください.
- 東大アカウント専用のページからサインインする方法(普段はこの方法が簡単です)
- 東京大学専用のZoomのページ https://u-tokyo-ac-jp.zoom.us/ にアクセスしてください.
- 「UTokyo Zoom」と書かれたページが表示されるので,そのページにある「Config」と書かれたボタンを押してください.
- UTASなどと同じような東京大学のユーザ名とパスワードを入力する画面(安田講堂の画面)が出たら,UTokyo Account(10桁の共通ID)の情報を入力してください(この画面は,既に入力済みなら出ないこともあります).
- ECCSクラウドメール(
@g.ecc.u-tokyo.ac.jp
)ではありません. - これまで使っていたZoom専用のパスワードではありません.
- ECCSクラウドメール(
- Zoomのプロフィール画面が表示され,「ライセンス」という欄に「ライセンスあり ミーティング 300参加者」と書かれていればOKです.
- Zoomの通常のサインイン画面からサインインする方法(アプリからサインインする場合などはこの方法です)
- Zoomの通常のサインイン画面で,「SSO」または「SSOでサインイン」と書かれた文字を探して押してください.
- この画面のメールアドレス・パスワード欄にUTokyo Accountの情報を入力してもサインインできません.
- 表示される画面によって手順が異なります.
- 「会社のメール」という欄が表示されたら,
1234567890@utac.u-tokyo.ac.jp
のように,10桁の共通IDの後に東京大学であることを表す記号@utac.u-tokyo.ac.jp
を付けたものを入力してください. - 「会社のドメイン」という欄が表示されたら,
u-tokyo-ac-jp
と入力してください(ac
の前後はピリオドではなくハイフン).
- 「会社のメール」という欄が表示されたら,
- UTASなどと同じような東京大学のユーザ名とパスワードを入力する画面(安田講堂の画面)が出たら,UTokyo Account(10桁の共通ID)の情報を入力してください.
- Zoomの通常のサインイン画面で,「SSO」または「SSOでサインイン」と書かれた文字を探して押してください.
この手順がうまくいかない場合は,サポート窓口へお問い合わせください.
これまでの,10桁の共通IDのECCSクラウドメール 1234567890@g.ecc.u-tokyo.ac.jp
とZoom専用のパスワードでサインインする方法は,切り替え以降使えなくなります.この新しいサインイン方法でサインインしてください.
これまで10桁の共通IDではないアカウントを使っていた場合
これまで利用していたZoomのアカウントが 1234567890@g.ecc.u-tokyo.ac.jp
以外のメールアドレス(ECCSクラウドメールの自分で設定したメールアドレス xxxx@g.ecc.u-tokyo.ac.jp
など)のアカウントであった方は,今回のシステム変更でサインイン方法は変更されません.Zoomの通常のサインインページ https://zoom.us/signin からこれまで利用していたメールアドレスとZoom専用のパスワードでサインインしてください.
なお,このようなアカウントについては,10桁の共通IDのアカウントへ変更し今後はそちらを利用するようお願いしています.「10桁の共通IDではないZoomアカウントの利用について」の手順に従って,10桁の共通IDのアカウント 1234567890@utac.u-tokyo.ac.jp
に変更する作業を行うようお願いします.
切り替え前後のZoomの利用について
基本的な機能
- 会議室への参加・開催等は,切り替え前後を通して通常通り行えます.切り替え時間中にサインイン中の状態から強制的に切断される,といった事態が生じることはありません.
- 作成・設定した会議室の情報が影響を受けることもありません.切り替え前に作成・設定した会議室を切り替え後に開催することができます.URLもそのままです.
東大アカウント限定の会議室など
- 東大アカウント限定の会議室の設定は,設定の詳細な内容によってまれに影響を受ける場合があります.
- 会議室のスケジュール画面・編集画面に表示される,「参加時に認証を求める」の「大学アカウントでサインイン」が,
*.u-tokyo.ac.jp
という表示になっていれば,その会議室は切り替え後の東大アカウントでも参加できます.自分で設定を変更していなければ,この設定になっているはずです. - 同じ場所が,
g.ecc.u-tokyo.ac.jp
という表示になっている場合,@g.ecc.u-tokyo.ac.jp
で終わるアカウントでなければ会議室に参加できないことを意味しますが,切り替え後の東大アカウントは@utac.u-tokyo.ac.jp
になるため,参加できません.「編集」ボタンを押して,*.u-tokyo.ac.jp
(またはutac.u-tokyo.ac.jp
)に変更してください.
- 会議室のスケジュール画面・編集画面に表示される,「参加時に認証を求める」の「大学アカウントでサインイン」が,
- 「東大アカウント以外は待機室に入室させる」という設定は,影響を受けません.
- 設定画面にある,「待機室のオプション」の「待機室には誰が行く必要があるのでしょうか?」を「アカウントにいないユーザー」にする設定のことです.
- 個々のユーザーのメールアドレスではなく,ユーザーが所属している契約に基づく設定のためです.
Zoomからのメール
- Zoomからのメール(クラウド録画の完了通知,代替ホストの設定通知など)は,これまで通りECCSクラウドメールに届きます.
- 切り替え後のZoomアカウントのメールアドレスは,10桁の共通IDに東京大学であることを表す記号を付けた
1234567890@utac.u-tokyo.ac.jp
ですが,ECCSクラウドメールに転送されるようになっていますので,引き続きメールを受け取ることができます.
- 切り替え後のZoomアカウントのメールアドレスは,10桁の共通IDに東京大学であることを表す記号を付けた
切り替え時間中のサインイン方法
切り替え時間中の,3月14日22時から3月15日6時まで(予定)は,特殊なサインイン方法となります.この時間にZoomを利用する予定のある方は,あらかじめご確認をお願いいたします.
- 3月14日22時(予定)まで:これまで通り,10桁の共通IDのECCSクラウドメール
1234567890@g.ecc.u-tokyo.ac.jp
とZoom専用のパスワードでサインインしてください. - 3月14日22時から2021年3月15日6時まで(予定):切り替え時間中のため,作業の進捗状況により,サインイン方法が異なります.以下の3つのうちいずれかの方法でサインインできますので,お手数ですが,順に試してみてください.(いずれの方法でもサインインできないという事態は生じない予定です)
- メールアドレスはこれまでと同じ
1234567890@g.ecc.u-tokyo.ac.jp
(10桁の共通IDのECCSクラウドメール),パスワードもこれまでと同じZoom専用のもの - メールアドレスは
1234567890@utac.u-tokyo.ac.jp
(10桁の共通IDの後に東京大学であることを表す記号を付けたもの),パスワードはこれまでのZoom専用のもの - 上の「新しいサインイン方法」で説明している方法(
1234567890@utac.u-tokyo.ac.jp
とUTokyo Accountのパスワード)
- メールアドレスはこれまでと同じ
- 3月15日6時(予定)から
- 上の「新しいサインイン方法」で説明している方法(
1234567890@utac.u-tokyo.ac.jp
とUTokyo Accountのパスワード)でサインインしてください.
- 上の「新しいサインイン方法」で説明している方法(
その他
新しいアカウント作成方法
新しいシステムでは,ZoomのアカウントはUTokyo Accountのアカウントが自動的に作成されるようになるため,アカウント作成の作業はなくなります.切り替え以降,新しくZoomを利用したい場合は,上の「新しいサインイン方法」で説明している「東大アカウント専用のサインインページからサインインする方法」の手順で,東大のZoomアカウントが利用できます.
新入生など新しく構成員になる方へ向けた説明は,「(学生向け)オンライン授業を受けるために」「(教職員向け)オンライン授業を始めるために」の各ページをご覧ください.
なお,切り替え以降,これまでのアカウント作成手順で東大のアカウントを作成することはできません.トラブルの原因となりますので,行わないようにしてください. 特に,各部局の担当者の方は,誤って新しい構成員の方に案内しないようご注意ください.(これまでのアカウント作成手順とは,Zoomのアカウント作成ページから10桁の共通IDのECCSクラウドメール 1234567890@g.ecc.u-tokyo.ac.jp
のアカウントを作成する手順のことです)
所定と異なるメールアドレスで東大のZoomを利用している場合
所定の東大のZoomアカウントとは異なる,10桁の共通IDのECCSクラウドメール 1234567890@g.ecc.u-tokyo.ac.jp
以外のメールアドレス(ECCSクラウドメールの自分で設定したメールアドレス xxxx@g.ecc.u-tokyo.ac.jp
など)で東大のZoomを利用している方については,今回のシステム変更でサインイン方法は変更されません.切り替え後に当該のアカウントにサインインしたい場合は,当面の間,Zoomの通常のサインインページ https://zoom.us/signin にこれまで通りのメールアドレスとZoom専用のパスワードを入力していただくと,サインインすることができます.
なお,上の「新しいサインイン方法」で説明している東京大学専用のUTokyo Zoomページからは,10桁の共通IDのアカウント以外ではサインインできません.また,切り替え後にUTokyo Accountを使う「新しいサインイン方法」でのサインインを行っても,これまで利用していたアカウントにはサインインできません(別のアカウントが新たに作成されてしまい,これまでのアカウントで作成・設定していた会議室の情報やクラウド録画の情報は引き継がれません).
このような10桁の共通IDではないZoomアカウントについては,既に順次無効にしていく旨案内しており,10桁の共通IDのアカウントへ変更し今後はそちらを利用するようお願いしています.切り替え後,「10桁の共通IDではないZoomアカウントの利用について」の手順に従って,10桁の共通IDのUTokyo Account 1234567890@utac.u-tokyo.ac.jp
に変更する作業を行うようお願いします.
会議室URLの変更について
今回のシステム変更に付随して,東大のアカウントで作成した会議室のURLが https://u-tokyo-ac-jp.zoom.us/j/xxxxxxxxx?pwd=xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
という形式に変わっています(準備のため,2月中旬に変更を行いました).なお,この変更により会議室への参加などに問題が生じることは通常ありません.