オンライン教育支援サポーターについて
目次
2021年11月19日
オンライン教育支援サポーターとは
「オンライン教育支援サポーター(OES)」は,オンライン教育の高度化・普遍化に向けた支援業務に携わる学生サポーターです.
東京大学でオンライン教育が大規模に展開されるようになった2020年春,大学総合教育研究センターと情報基盤センターを中心に全学的なオンライン教育のサポート活動を始めるようになりました.例えば本サイトuteleconの開設や,オンライン授業を支援するクラスサポーター,全学的な技術トラブルに対応するコモンサポーター制度の導入などです.
オンライン化の進展に伴い,既存の仕組み・制度だけではカバーできない様々な業務が求められるようになりました.そこで,OESは学生独自のアイディアも活かしつつ,オンライン教育関係の業務を幅広く担うべく,2021年1月に発足しました.
2021年11月時点で,約30名の本学学生がOESとして勤務しています.学部前期課程から博士課程まで,多様な専攻の学生が集っており,それぞれの専門知識や得意分野を活かしながら,協力して業務を行っています.
業務内容
OESは次のような業務を,教職員やシステム管理者と協働して行っています.それを通じ,uteleconの改善とオンライン教育そのものの質向上を目指しています.
- uteleconに掲載する記事の作成:ツールの使い方やオンラインでの効果的な学習方法など,オンライン授業に役立つ情報を,学生ならではの視点も交えつつ記事にしています.またシステム管理者と連携し,新学期のお知らせやシステム変更情報の作成・更新も行っています.
- 既存の情報の更新:オンライン授業に関係する情報は日々アップデートされます.utelecon記載のもので古くなってしまった情報を,適宜最新のものにする仕事も,OESは担っています.
- 著作権関係の業務:オンラインツールのスクリーンショット等,著作物を記事に掲載する際に,その可否を規約に基づき確認します.
- 英語ページの作成:utelecon英語サイトの充実のため,日本語版の記事をもとに,対応する英語記事を作成しています.
- 外部公開講座の運営サポート:東京大学がオンラインで提供する,大規模公開オンライン講座(MOOC)などの外部公開講座の運営サポートを行っています。
関連組織
本サポーターは東京大学大学総合教育研究センターの高等教育推進部門が運営を担っています.また,活動の内容に応じて他センターや他部局と連携しています.
外部発表・取材一覧
- 竹内朗,中條麟太郎「オンライン授業に関するOn-Campus Jobの拡大とその課題」(第28回 大学等におけるオンライン教育とデジタル変革に関するサイバーシンポジウム「教育機関DXシンポ」,2021年3月19日)資料・映像