コモンサポーターについて

2024年4月4日

コモンサポーターとは

東京大学では,オンライン授業・Web会議の技術的な支援や相談,トラブル解決などのサポート業務に,「コモンサポーター」と呼ばれる学生サポーターが携わっています.主なサポート方法は,utelecon内のウィジェットを経由した有人チャットサービス,オンライン通話,メールフォームです.詳しくは「サポート窓口」をご覧ください.

チャットサービスでは有人対応の前に,チャットボットによる自動応答で案内が行われています.こちらの整備業務も,コモンサポーターが担っています.

2024年3月時点で,約50名の本学学生がコモンサポーターとして勤務しています.学部1年生から博士課程まで,様々な専門分野から,情報通信技術や大学をより良くする取り組みに関心のある学生が集まっています.それぞれの知見を活かしつつ,また技術を学びながら,協力して業務を行っています.

沿革

2020年3月,新型コロナウイルスの感染拡大を受け,東京大学は授業のオンライン化の検討を始めました.オンライン化にあたり,Zoomの使い方など必要な情報を提供するサイトとして,utelecon(本サイト)が開設されました.uteleconの記事ではカバーしきれない技術的トラブルの解決や個別の問い合わせについては,当初,教職員によるメールで対応していました.

しかし,教職員でのメール対応だけでは限界があることから,持続可能な問い合わせ・問題解決の仕組みを整える必要が生じました.そこで,学生によるチャットサポートが導入されることとなり,その構築・運営に携わるメンバーとして,コモンサポーターの募集が行われました.

2020年4月からチャットボットの構築や実装の業務が始まり,5月のチャットサービス運用開始と同時に,オペレーター業務がスタートしました.

その後,システム改修や人員の追加が行われ,サポートも拡大されました.具体的には2021年2月から,チャットサービスに加えてZoomによるサポートを開始したほか,3月にはメールによる対応をフォーム化し、学生が携わるようになっています.

2024年3月,窓口業務の改善のため,チャットサービスとZoomサポートで利用しているシステムをZoom社の「Zoom Contact Center」に一元化しました.これに伴い,Zoomサポートの名称を「オンライン通話」へと変更しました.

関連組織

コモンサポーターは,主に東京大学情報システム本部の教職員によって運営されています.また,コモンサポーターの設立,そして設立当初の運営にあたっては,大学総合教育研究センター(大総センター)と教養学部附属 教養教育高度化機構(KOMEX)初年次教育部門の先生方の協力を賜りました.その他,本学の情報サービスについて専門的な知見やサポートを提供するために,情報基盤センター,情報システム部の教職員と連携をとりつつ,業務を行っています.

外部発表・取材一覧

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