Google ドキュメントの基本的な使い方

目次

この記事のハイライト

この記事では,Google ドキュメントの基本的な使い方について紹介します.

こんな場面で使用できます

Google ドキュメントとは

Google ドキュメントはオンラインでドキュメントの作成,編集が行えるソフトウェアです.クラウド上に文章を保存するため,複数人が共同で編集作業を行うことができます.

仕様

インストール方法

Google ドキュメントを作成・共有するには,Google アカウントが必要になります.(Google アカウントの作成方法についてはこちら(Google アカウント公式ヘルプページ) を確認してください.

また東京大学の構成員の場合は,ECCSクラウドメールのアカウントでサインインして利用することをおすすめします.ECCSクラウドメールでサインインすると,容量が無制限になるほか,東大のアカウントに限定した共有などの機能が使えるようになります.ECCSクラウドメールの使い方は,「ECCSクラウドメール (Google Workspace)」を確認してください.

他の人から共有された文書の閲覧・編集については,ビジター機能を使うことで,Google アカウントを持っていない人でも行うことができます.

スマートフォンで使用する場合

スマートフォンでGoogle ドキュメントを編集する場合は,アプリのダウンロードが必要になります.(閲覧だけであればブラウザから行うことも可能です)
アプリケーションのダウンロードサービスでGoogle ドキュメントのアプリをインストールしてください.

PCで使用する場合

PCで使用する場合はウェブブラウザでドキュメントを作成します. Google ドキュメントのホーム画面を開いてください.

ドキュメント作成方法

スマートフォンで使用する場合

デバイスでGoogle ドキュメントのアプリを開きます. 右下の新規作成アイコン(⊕)をタップします. [テンプレートを選択]をタップします. 使用するテンプレートを選択すると,新しいドキュメントが作成されます.

PCで使用する場合

Google ドキュメントのホーム画面を開いてください. 一番上の「新しいドキュメントを作成」でテンプレートを選択すると,新しいドキュメントが作成されます.

使用方法

Word等の文書作成ソフトウェアと同様のやり方で書き進めます.

見出しの設定

見出しを設定することで,見出しの見た目を統一させ,文書を階層的に構成することができます.
見出しにしたい箇所を選択し,「標準テキスト」となっているところをクリックしてください.
以下のような選択肢が出てくるので,適当な見出しを選び,見出しの設定をしてください.


上の例では,「【議事録】」を「見出し2」に,「会議の流れ」「前回までの流れ」「各班進捗報告」「今後の方針」「まとめ」をそれぞれ「見出し3」に設定しました.
また,Windowsでは「Ctrl+Alt+(1〜6)」,Macでは「⌘+option+(1〜6)」のショートカットキーを用いて見出しを設定することもできます.

リストの設定

番号付きリスト

番号付けしたい箇所を選択し,ツールバーにある「番号付きリスト」を選択します.
もしくはWindowsでは「Ctrl+Shift+7」,Macでは「⌘+Shift+7」のショートカットキーを用いて「番号付きリスト」を設定することもできます.

箇条書き

箇条書きにしたい箇所を選択し,ツールバーにある「箇条書き」を選択します.
もしくはWindowsでは「Ctrl+Shift+8」,Macでは「⌘+Shift+8」のショートカットキーを用いて「箇条書き」を設定することもできます.

一段深い階層の箇条書きを追加する場合は,Enterキーを押して箇条書きを追加したあと,Tabキーを押します.
一段浅い階層の箇条書きを追加する場合は,Shift+Tabキーを押します.

作成した文書の共有

Google ドキュメントで作成した文書は共有することで,他のユーザーと共同編集を行うことができます.


文章を共有して同時に編集している場合,他の人のカーソルは色がついた状態で表示されるため,誰がどの場所を編集しているかが分かるようになっています. 共有相手の編集権限(編集可能・閲覧のみなど)もそれぞれ選択できます.

ここでは文書の共有方法・権限の付与方法について紹介します.共有方法には「ユーザーの追加」と「リンクを共有」の2種類があります.

ユーザーの追加

画面右上の「共有」をクリックします.

「ユーザーやグループを追加」に,Googleに登録されたユーザーのメールアドレスまたは登録名を入力し,「完了」をクリックします.


共有したことを相手にメールで通知するかどうかを選択します.
また,共有相手の編集権限(文書を編集できない「閲覧者」,コメントだけ可能な「閲覧者(コメント可)」,全て可能な「編集者」)を選択します.


「編集者」が1名追加されました.追加したユーザーの編集権限はいつでも変更可能で,オーナーにすることや削除することもできます.

リンクを共有

文書にアクセスできるリンクを共有します.

アクセス権限を与えるユーザーの範囲を選択します(追加したユーザーのみ権限が与えられる「制限付き」,東京大学のECCSクラウドメールのユーザーに権限が与えられる「東京大学ECCSクラウドメール」,全てのユーザーに権限が与えられる「リンクを知っている全員」の選択肢があります).

リンクを共有したユーザーの編集権限を選択します.