ECCSクラウドメール (Google Workspace)
目次
ECCSクラウドメールとは
「ECCSクラウドメール」は,Googleのシステムを東京大学のアカウントで利用するもの (Google Workspace for Education) です.
利用できるGoogleのサービスのうち,主なものを以下に挙げます(完全な一覧はECCSウェブサイトの「ECCSクラウドメール利用の手引」をご覧ください).
- Gmail:東京大学のメールアドレス
xxxx@g.ecc.u-tokyo.ac.jp
が使えるウェブメール - Googleドライブ:ファイル置き場
- Googleドキュメント:文書作成サービス
- Googleスプレッドシート:表計算サービス
- Googleフォーム:フォーム作成サービス
- YouTube:動画配信サービス
- Google Meet:Web会議
東大のアカウントを作成すると,通常のGoogleアカウントでは不可能な,東大のアカウントに限って公開するという共有の設定(限定公開)ができます.また,そのようなページにアクセスするために,既にGoogleのアカウントを持っている人も,東大のアカウントが使えるように作業が必要です.
利用開始の手順
ECCSクラウドメールの利用(アカウント作成)にはUTokyo Accountが必要です.UTokyo Accountをまだ使ったことがなければ,先に「UTokyo Accountを使い始めるには」を参照してください.
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作業:パスワードとメールアドレスを設定する
- UTokyo Account利用者メニューにアクセスし,UTokyo Accountのユーザ名とパスワードを入力してログインしてください.
- 左のメニューにある「ECCSクラウドメール(パスワード変更)」を押すとパスワードの設定画面が表示されます.自身でパスワードを決め,設定してください.これはECCSクラウドメール専用のパスワードです.
- 左のメニューにある「ECCSクラウドメール」を押すとメールアドレスの設定画面が表示されます.「メールアドレス」欄に好みのメールアドレスを入力して,「保存」ボタンを押してください.
この手順がうまくいかないときのヘルプ
- 「EX-076 エラーが発生しました。 EX-079 ディレクトリの他の属性値と同じため、新しいパスワードには設定できません。」と表示される場合:ECCSクラウドメールのパスワードは,UTokyo Accountのパスワードやユーザ名(10桁の数字)と同一であったり,これらを一部に含んでいたりしてはいけない,という制限があります.これに該当していると思われるので,この制限を避けたパスワードでもう一度試してみてください.
確認:ログインしてみる
- パスワードとメールアドレスを設定してから,反映に最大約40分かかるので,それまでしばらく待ってください.
- Googleのログイン画面にアクセスしてください.
- メールアドレス(上の手順で確認・変更したもの)を入力してください.
- パスワード入力欄が現れるので,上の手順で設定したパスワードを入力してください.
この手順がうまくいかないときのヘルプ
- 「お客様が所有するアカウントであることを確認できませんでした。しばらくしてからもう一度お試しいただくか、アカウント復旧の手続きに沿って操作してください。」と表示される場合:Googleにより「不審なログイン」として検知されています.Googleのシステムが自動的に判定しているため確実な対処法はありませんが,普段と異なる場所(ネットワーク・端末)からのログインの場合や一部のVPNを利用してアクセスしている場合に発生することが多いようであるため,別のネットワークや端末からアクセスしてみてください(モバイルネットワークの利用や,可能であればVPNを使わずにアクセスすることをお試しください).また,頻繁に発生する場合は,ECCSクラウドメールの2段階認証を設定すると発生しづらくなるため,ご検討ください.
確認:東大のアカウント専用のページにアクセスできるか確認する
- ECCSクラウドメール専用のテストページ(Googleスプレッドシート)にアクセスしてください.
- もしログインしていなければ,メールアドレスとパスワードの入力を求められるので,上で設定したECCSクラウドメールのメールアドレスとパスワードを入力してください.
- ページ(スプレッドシート)の内容を見ることができればOKです.ページの内容を見ることができず「アクセス権が必要です」のように出る場合は,アクセス権をリクエストせずに,下の「この手順がうまく行かないときのヘルプ」の案内に従ってください.
この手順がうまくいかないときのヘルプ
- (パソコン・スマホで)「アクセス権が必要です」と出て,下の方に「ログイン名: example@gmail.com」のような表示がある画面になる場合:ECCSクラウドメール以外のGoogleアカウント(@gmail.com や @edu.k.u-tokyo.ac.jp などのアカウント)でログインしているため生じています.下の方の「ログイン名: example@gmail.com」のように表示されているところを押すと,「アカウントの選択」という画面が出てアカウントが切り替えられるので,ECCSクラウドメールのアカウント (xxxx@g.ecc.u-tokyo.ac.jp) を選んでください.ECCSクラウドメールのアカウントが出てこない場合は,「別のアカウントを使用」を選んでECCSクラウドメールにログインしてください.
- (スマホで)「権限が必要です」や「アクセス権をリクエスト」という画面になる場合:ECCSクラウドメール以外のGoogleアカウントでログインしているため生じています.下の「スマホでログインする」の手順を行った後,アクセスし直してみてください.
任意の作業:スマホでログインする(GmailなどGoogleのアプリを使っている人向け)
- GmailなどGoogleのアプリを開き,右上のアイコン(自分のアイコンか,設定していない場合は人のマーク)を押してください.
- 「別のアカウントを追加」を押して,Googleアカウントを追加します.
- メールアドレスとパスワードの入力を求められるので,上で設定したECCSクラウドメールのメールアドレスとパスワードを入力してください.
練習:メールを使ってみる(Gmailで
xxxx@g.ecc.u-tokyo.ac.jp
というメールアドレスが使えます)- Gmailにアクセスしてください.
- もしログインしていなければログインを求められるので,上の手順と同じようにしてログインしてください.
- 普通のGmailと同じように使えます.自分の他のメールアドレスにメールを送ってみたり,自分の他のメールアドレスから送ったメールが届くか確かめてみましょう.
利用方法
情報は今後充実させていく予定です.
- 全般
- ECCSクラウドメールサービスのご案内(ECCS広報):情報基盤センターによる説明ページです.
- Google ヘルプ:Googleの公式ヘルプです.
- Gmail
- Gmail を用いた電子メールの読み書き(はいぱーワークブック):情報システムに関する学生向け自習教材「はいぱーワークブック」のGmailに関する項目です.
- Googleドライブ・Googleドキュメント・Googleスプレッドシート・Googleスライド
- Googleドライブの使い方(ECCS広報):情報基盤センターによる説明ページです.
- Google Driveの基本的な使い方:Googleドライブについて,基本的な使い方を詳細に解説しています.
- 録画ファイルを Google Drive にアップロードする:オンライン授業やWeb会議の録画をアップロードして共有する手順を解説しています.
- Googleドキュメントの基本的な使い方:Googleドキュメントについて,基本的な使い方を詳細に解説しています.
- オンライン授業のグッドプラクティス/栗田佳代子先生 「学びの場」づくり:Googleスライドを用いてグループワークを行った授業の実践例です.
- オンライン授業情報交換会 第11回 オンライン授業で使えるツール(1):グループワークで活用するために雛形ファイルのコピーを複数作る,という作業を自動化するスクリプト(簡単なプログラム)が紹介されています.
- 共有ドライブの利用について(ECCSクラウドメール付加サービス)(ECCS広報):亜種である「共有ドライブ」という機能の説明ページです.
- Googleフォーム
- Googleフォームで小テストやアンケートを実施する:小テストやアンケートを想定して基本的な使い方を説明しています.
- Google Meet
- Google Meet:使い方をまとめたページです.
- Googleグループ
- Googleグループの使い方(ECCS広報):情報基盤センターによる説明ページです.
- Google グループの使用方法:Googleグループについて,基本的な使い方を詳細に解説しています.
- Googleカレンダー
- Google Calendarの使い方(ECCS広報):情報基盤センターによる説明ページです.